マイイーサウォレットカスタムトークン追加と残高確認

この記事では以下の悩みや疑問を解決していきます。

    「マイイーサウォレットでトークン表示されない」
    「マイイーサウォレットでカスタムトークン追加したい」
    「マイイーサウォレットの残高確認が知りたい」
    「マイイーサウォレット残高読み込み中のまま」
    「MyEtherWalletで残高表示されない」




マイイーサウォレットでカスタムトークン追加

MyEtherWallet

ICO直後のトークンを保管するために使われるマイイーサウォレット。

初めてマイイーサウォレットを使う方の中には、トークンを確認できずに困っている方もいるはずです。


マイイーサウォレットでトークン表示されない

    Etherアドレス 読み込み中
    Click to load
    Click to load
 
    Click to load
    Click to load
    Click to load

上記のような通貨の横に「Click to load」という表示が全く解消されず、時間を無駄にしてしまった経験はないでしょうか。


現時点(2019年1月時点)でのマイイーサウォレットの仕様として、新しいトークンを受け取る際は設定作業が必要になっています。

マイイーサウォレットは事前設定なしで、自動的にトークンが表示されることはありません。


新しいカスタムトークンの追加手順

新しいカスタムトークンの追加手順まとめ
    手順1:MyEtherWalletを開いて「お財布情報を見る」を選択
    手順2:「カスタムトークンを追加する」を選択
    手順3:「アドレス」「トークンシンボル」「ケタ数」を入力

カスタムトークンの追加手順1:MyEtherWalletを開いて「お財布情報を見る」を選択

MyEtherWallet2

MyEtherWalletを開いて「お財布情報を見る」を選択すると、秘密鍵の入力が必要となります。

秘密鍵を画面に貼り付ける際は、フィッシングサイトを利用してないかどうかを十分に確認してください。

万が一フッシングサイトで秘密鍵を入力すると、あなたの資産はすべて抜かれてしまいます。


カスタムトークンの追加手順2:「カスタムトークンを追加する」を選択

カスタムトークン追加

画面の左下「トークン残高」のさらに下にある「カスタムトークンを追加する」というグレー(灰色)のボタンがあります。

その「カスタムトークンを追加する」をクリックしましょう。


カスタムトークンの追加手順3:「アドレス」「トークンシンボル」「ケタ数」を入力

ALIS追加
出典:ALISトークンをMyEtherWalletで購入する方法について

追加手順2のカスタムトークンを追加するを選択すると、「アドレス」「トークンシンボル」「ケタ数」を入力する画面が表示されます。

「アドレス」「トークンシンボル」「ケタ数」は、追加したい仮想通貨によって入力する値が異なります。


入力する値を確認するには、仮想通貨ブロジェクトサイトや公式ブログを確認してください。

画像ではALISというトークンを追加しており、ALISのトークン表示をする場合は以下の値を入力します。

    アドレス:0xEA610B1153477720748DC13ED378003941d84fAB
    トークンシンボル:ALIS
    ケタ数:18

上記の値を入力後「保存をする」をクリックすると、トークン残高が表示されるようになります。


スマホアプリでMyEtherWalletへアクセスする方法

MEW connect

MyEtherWalletは「MEW connect」という公式アプリをリリースしています。

マイイーサウォレットへのアクセスはアプリを使う方がセキュリティ対策として有効です。


MEW connectの利用は先ほど説明した「カスタムトークンの追加手順1」でMyEtherWalletにアクセスするところを、秘密鍵を使わずにMEW connectでQRコードをスキャンするだけです。

外部サイト:MEWconnectユーザガイド

マイイーサウォレットの残高確認ができない

マイイーサウォレットではカスタムトークンの追加作業済みにもかかわらず、トークンの残高確認ができない場合があります。

人によってはトークンが消えたと勘違いするかもしれませんが、安心してください。対処方法があります。


マイイーサウォレット残高読み込み中のままの原因

マイイーサウォレットで残高確認ができない、トークンが表示されない原因は「キャッシュ」にあります。(キャッシュとは、過去に開いたWEBサイトの情報を保存する仕組みです。)

MyEtherWalletの公式ヘルプセンターには以下のような説明があります。

This is most likely due to the fact that you are behind a firewall, you have refreshed the page a bunch of times and hit your hourly-API-limit, or our nodes are under extreme strain and are refusing to return your balance information.

(これは、あなたがファイアウォールの背後にいるという事実、ページを一気にリフレッシュして時間制限付きのAPI制限に達したこと、または当社のノードが極端な緊張状態にあり、残高情報の返却を拒否していることが原因です。)

引用元:【MyEtherWallet FAQ】Balances not loading or showing on MyEtherWallet


つまり、キャッシュ(過去のWEB閲覧時に保存したデータ)を削除することで残高確認ができるようになります。


MyEtherWalletで残高表示する方法

MacOSの場合は、ブラウザを立ち上げた後「Command + Shift + R」を同時に押すとキャッシュが削除されます。

Windowsの場合は、コマンドプロンプト(「Windowsキー+ R」を押した後にcmdと入力)起動後、「ipconfig/flushdns」と入力すれば、キャッシュがクリアになります。


キャッシュクリア後にMyEtherWalletへアクセスすると、トークン残高が表示されているはずです。


仮想通貨の保管ならハードウォレットがおすすめ

マイイーサウォレットはICO直後のマイナートークンを保管するウォレットとして非常に優秀ですが、セキュリティ性能や残高表示の不具合など、まだまだ仮想通貨ウォレットとしての課題は多くあります。


主要通貨などほとんどの通貨はハードウォレットでも保管する事が可能です。

ハードウォレットの場合はイーサリアム以外の仮想通貨(ビットコインやリップル)も保管できる上に、セキュリティ性能は格段に高い設計となっています。


ERC20トークンを保管するのであればマイイーサウォレットよりもハードウォレットで保管するのがおすすめです。

ハードウォレットを安全かつ安く購入できる方法を以下にまとめています。

関連記事:仮想通貨ブロガーがおすすめするハードウォレットの買い方

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