こんにちは。Gazです。
先日、Twitterで以下の内容を発信しました✨
新しい投資本も有益ですが、
— Gaz(ガズ) (@gazooblog) January 23, 2020
古く読み続けられている本にこそ多くの根拠が重なった真実を見つけることができるはず。
オススメ本はこちら。
✅ 敗者のゲームhttps://t.co/tYrdWd25xA
✅ ウォール街のランダム・ウォーカーhttps://t.co/Rt1sJYjmR1
✅ 株式投資の未来https://t.co/ETSzXLOPTh
本記事では【 投資初心者におすすめの本!インデックス投資に役立つ名著3選 】について詳しく解説していきます。
投資初心者におすすめの本!インデックス投資に役立つ名著3選
これから紹介する本は株式投資(インデックス投資)をする方なら非常に参考になる本ばかりです。
しかし、すべての方に「おすすめ」というわけではありません。
以下に該当される方にはおすすめできません。
- インデックス投資を十分に熟知している
- ハイリスクハイリターン投資に興味がある
- 株式投資には興味がない
これから投資を始める多くの方は上記に当てはまらないでしょう。
本記事の読者が過去の名著から多くの投資知識を得ることを期待しています。
敗者のゲーム
初めにご紹介する投資本は「敗者のゲーム」
この本は世界最大級の投信企業バンガード社の社外取締役を務めるチャールズ・エリス氏によって書かれたものです。
そしてこの本には数多くの投資知識がつめこまれていますが、その中から紹介したいのは以下の2つです。
- ✅ インデックスファンドを活用せよ
- ✅ ドルコスト平均法で長期投資をせよ
チャールズ・エリス氏は以下のような名言を残しています。
インデックスファンドは長期的にほとんどの機関投資家を打ち負かす。
50年間で常に市場平均を上回るリターンを確保できた機関投資家は全体のたった2%しかない。
投資経験が長く有能な機関投資家でさえ本気になって運用しても、長期的に市場平均より高い実績を出すのはわずは2%であるという事実を考えれば、私たち個人投資家がどれだけ才能に恵まれていたとしても長期で市場平均に勝てる可能性はほぼ無いということです。
「インデックスファンドを活用せよ」というメッセージには、【 投資で成功を目指すなら難しい専門知識や経験を身につけることではなく、ましてや短期的に市場を出し抜こうとすることでもない。インデックス・ファンドを活用することである。】という意味が込められています。
著者であるチャールズ・エリス氏はインデックスファンドを長期で運用するべきということも提案しています。
その理由は1926年から2012年まで約87年間の平均利回りは6%となり、短期的な株のリターンよりも長期的に投資をする方がリターンが安定し、負け難くなるからです。
さらに長期投資ではドルコスト平均法を活用せよと言っています。
その理由はS&P500(株式指数)の過去75年間の実績はわずか60ヶ月(全体の6.6%)で達成されているからです。
言い換えると、わずか6.6%のタイミングを逃してしまうと同じ実績は出ないということになります。
わずか6.6%のタイミングを見極めるだけでなく、そのタイミングに大きな資金を用意することですら私たち個人投資家にとっては至難の技であり、相場のタイミングを見極めることはほぼ不可能、考えない方が良いということです。
ご紹介した内容以外でも資産配分やリスク許容度に関する考え方など、参考になる金融知識がこの本には詰め込まれています。
これから投資を始めようと考える方にとっては強力な見方となること間違えなしです。
是非、「敗者のゲーム(著者:チャールズ・エリス)」を手にとって読んでみてください。
ウォール街のランダム・ウォーカー
「ウォール街のランダム・ウォーカー」の著者であるバートン・マルキール氏も世界最大級の投信企業バンガード社の元社外取締役を務めた経歴を持つ経済学者です。
バンガード社の運用資産は5,6兆ドルと言われており、世界中に存在するの公募型の投資信託のおよそ1割をも占める規模です。
まさに世界の株式市場を動かしていると言っても過言ではありません。
それほど凄い経歴をもつバートン・マルキール氏は本書において500ページを超えるとても読み応えのある内容を書き上げていますが、本書の主張は至ってシンプルです。
- ✅ インデックスファンドへの投資が最適解
敗者のゲームと同様の結論に至っていますが、著者は異なるアプローチで見た場合においても「インデックスファンドへの投資が最適解である」と主張します。
多くの株式投資が活用する「ファンダメンタル分析」や「テクニカル分析」は有効ではない、株式市場において特定の値動きパターンがあると信じている投資家は多いが、統計上の幻想にすぎず株価の予測には役に立たない。
そして、株式チャートというのは次にどう動くかわからないランダムウォーカーであるということも著者の主張です。
「なぜファンファメンタル分析が有効ではないのか」「テクニカル分析が使えないなんておかしい」と考える方は是非、「ウォール街のランダム・ウォーカー(著者:バートン・マルキール)」を手にとって読んでみてください。
株式投資の未来
最後にご紹介するのはジェレミー・シーゲル氏が書いた「株式投資の未来」です。
Twitterでもよく話題になる本書ですが、本書の主張で特に紹介したい主張がこちら。
- ✅ 長期的に投資をするなら株式投資が良い
投資というのは株式投資に限ったことではなく、為替FXや債券、金(ゴールド)などあらゆる金融商品が存在します。
本書の著者であるジェレミー・シーゲル氏はその中でも最も効率的なのが「株式投資である」ということを教えてくれます。
その主張を代表するグラフがこちら。
上記の画像をTwitterやブログなどで見かけたことはないでしょうか。
1802年から2003年までの約200年間で最も市場価値が上がっているのは株式投資という事実です。
200年という大きな歴史の中でこれほどまでに安定的に価値が上昇する資産は株式投資において他はありません。
その他にも様々なロジックが「株式投資の未来(著者:ジェレミー・シーゲル)」には書かれています。
今回は名著の一部を切り取ってご紹介してきましたが、興味があれば是非手にとって完読していただきたいです。
最後になりますが、ブログ以外にもSNSなどで活動しております。
どうか応援のほど何卒宜しくお願いいたします🙇♂️💦