今週の仮想通貨チャートを振り返る

ビットコインチャート

ビットコインチャート(20190705-20190712)

2019年7月2週目(7月5日〜7月12日)まのでビットコインチャートを振り返ると、127万円台から始まったビットコイン相場は5日(金)~7日(日)まで穏やかに進みましたが、8日16時から相場が急変し10日最高値142万円を記録。その後トレンドが急変し、120万円台まで一気に下落する結果となりました。

結果(ビットコインチャート)
  • 始値:1,269,806円
  • 終値:1,256,321円
  • 最高値:1,420,430円
  • 最低値:1,235,099円

始値からの最高成長率はプラス11.86%。結果的に見れば8日(月)からロング注文できた投資家もしくは、10日(水)以降でショート注文できた投資家は大きく利益が出る結果となっています。


アルトコインが不調

ドミナンス

ビットコインのドミナンスが2019年4月まで50%台を推移していましたが以降から急激に上昇中。先週のドミナンスを見てもさらに拍車がかかったようにビットコインのドミナンスは65%まで上昇しているため、しばらくビットコインの独壇場が継続しそうな相場となっています。


Tether社の裁判に進展

ステーブルコインUSDTを扱うTether社が裏付け資産から8.5億ドルを不正利用した疑いがかけられている裁判にて、ニューヨーク司法長官側は新たな書類を提出し、Tether社がNYAGの管轄権であることを主張(7月8日時点)。本件は7月29日以降に再び裁判所で争うこととなりますが、最悪の場合は業務停止命令が下る可能性もゼロではない。2019年7月時点でのUSDTの時価総額は約38億ドル(おおよそ4,150億円)を上回っており、これらの資産が他の仮想通貨へ流入したり、マネーロンダリングの影響により仮想通貨の信憑性に大きく影響する可能性は高くなっています。


【最新】仮想通貨の価格予想

来週も上昇トレンドが濃厚

ビットコインチャート(20190712)

2019年4月から発生している上昇トレンドはアルトコイン次第ではあるものの上昇トレンドが強く来週も現状以上に上昇する可能性が高くなっています。ただし、上昇トレンドの高揚感から利確ラッシュ(調整)が発生するタイミングもでてくるはずですのでポジションの持ちすぎには注意してください!仮想通貨FXでレバレッジをかける際には慎重に都度ポジションを選択していきましょう。


119万円と105万円を警戒

7月12日時点のビットコインの直近価格は下げトレンドを見せており、1つ目の抵抗線は119万円台付近となる可能性あり。119万円台で価格が反発するシナリオと抵抗線を突き抜けて105万円台付近まで下がるシナリオをどちらも想定しておくべきです。


アルトコインにも注目

ビットコインの勢いに押されて、イーサリアムリップルなどの割安感は徐々にあがっている状況。しばらくは現状の状態が継続しそうですが、どこかで価格が反発する可能性もあるかもしれません。最近では仮想通貨RENが急成長しているので、VechainOmiseGoなど価格変動率が激しい通貨をいくつかピックアップして価格アラートをかけてエントリー準備をしておく作戦も1つです。


今後気になる仮想通貨情報

仮想通貨ニュース発表後のビットコインチャートは既に織り込み済みの価格となっていますが、それらのニュースをきっかけに新たなニュースを生みそうだと思われる情報を紹介していきます。気になるニュースやファンダメンタル情報を後追いすることによって、さらに有力情報をつかんでいくチャンスを増やしましょう。


Libraの公聴会が17日に開催

フェイスブックが発表した仮想通貨Libra(リブラ)に関して、7月17日(水)に米国会上院銀行委員会が公聴会を実施予定。会議後に発表される内容によってはビットコインやステーブルコイン(USDTなど)にも大きく影響を与える可能性あり。


マイニングが活況

2019年4月からビットコイン価格高騰によりマイニング市場も活況となっています。ハッシュレートやブロックサイズは過去最高値を記録しており、マイニング報酬についても急激な勢いで上昇しています。2019年7月から過去2年間のマイニング報酬の推移は以下の通りです。

マイニング報酬

今後さらにマイニング市場が活性化されることにより、ビットコインの時価総額はさらに加速する可能性があがっています。


SECがICOを承認

つい最近までビットコインETFの上場申請をはじめとしてか仮想通貨のAMLや経済的リスクの観点から仮想通貨ビジネスにおいて消極的だったSEC(アメリカ証券取引委員会)はレギュレーションA+という条件下の元、2,800万ドルのICO(仮想通貨による資金調達)の実施を許可したとウォール・ストリート・ジャーナルが報道。この発表により既存ビジネスに仮想通貨技術を導入したいと考えるアメリカ企業も増えてくる可能性があり、アメリカ市場においては仮想通貨が躍進するきっかけとなります。


仮想通貨FXはGMOコイン

これから仮想通貨FXをやってみようと考えている方必見!スマホで仮想通貨トレードするならGMOコインがおすすめです。


テクニカルチャートが見やすいGMOコイン

GMOコインはスマホアプリ「ビットレ君」により、スマホでもテクニカル分析がしやすいしようとなっています。本ブログでもいくつものテクニカル指標の使い方をビットレ君の画面を利用して説明をしています。よろしければ以下の記事をご覧ください。


GMOコインの評判

GMOコインは東証一部に上場するIT大手企業GMOインターネットの子会社。GMOクリック証券などのノウハウが活かされるなど経済的にも技術的にも安心できる仮想通貨取引所となっています。評判やレビューをまとめた以下の記事をご参考ください。