仮想通貨の売り時【過去】

2017年は売り時

2017年4月の資金決済法改正からコインチェックNEM流出事件までは仮想通貨が大きく高騰し、間違えなく仮想通貨の売り時だったことは誰からみても明らかです。どの仮想通貨を買っても得をするという時代だったように思えます。


2019年も売り時

ビットコインチャート

2017年の仮想通貨市況を振り返れば、2019年のビットコインの値動きはまさに2017年と同じような動きをしており、売り時と判断できるはずです。

価格は200万円程度まで上がる可能性を秘めていますが、同時にいつどこででも急落する可能性があるたえめ、2019年6月以降にビットコインを購入する場合は長期投資をすることは避けて、仮想通貨FXなど短期間で儲けることをおすすめします。


仮想通貨の売り時判断方法

仮想通貨の売り時を見極めるにはテクニカル分析が有効です。特に多くの投資家に使われているテクニカル指標を順に紹介していきます。テクニカル分析は今後の市況を判断する材料として汎用性が高いため、ぜひ身につけておくべきです。


移動平均線

移動平均線とは、一定期間の価格平均値を線でつないだ指標。複数の移動平均線を利用することによって、トレンドの向きや強さを判断することができます。短期間で収益を上げる場合と長期間で見る場合などによって設定方法がことなるため、以下の記事を参考に現時点の仮想通貨チャートを見ると売り時なのかを判断することができます。


ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドとは移動平均線と同じトレンド系テクニカル分析の1つ。バンド幅の大きさによってトレンドの強弱、将来の値動きを判断することができます。わかりやすいサインとして「バンドウォーク」や「エクスパンション」などがあり、仮想通貨の売り時を判断する指標としてよく用いられるサインとなります。


RSI

RSIは「買われすぎている」「売られすぎている」といった値動きの割合を判断する指標で、ボリンジャーバンドなどトレンド系のテクニカル指標と一緒に使うことをおすすめします。値動きが少ない時やなかなかチャートが反発しなう相場において効果を発揮するのがRSIです。


仮想通貨の売り時判断材料

テクニカル分析の次に仮想通貨の売り時を判断する材料は「ファンダメンタル分析」です。2018年に起きた仮想通貨暴落の歴史から今後もファンダメンタル情報によって大きく価格が変化していくことが予想されます。


送金遅延が起きるとき

2017年に仮想通貨を大きく暴落させた要因の1つはスケーラビリティ問題です。本来ビットコインは10分の感覚で取引が処理されていますが、一時期はビットコインの取引を完了するのに1週間ほどかかり、さらに送金コストも3,000円以上かかるといった事態が価格の暴落を起こしました。

送金遅延を起こしているかどうかは、未確認取引量平均ブロックサイズを確認すると状況を判断することができます。


インフルエンサーが拡散するとき

インフルエンサーが拡散しているような仮想通貨銘柄は暴落リスクが高いということを覚えておきましょう。もちろんインフルエンサーが拡散することによって購買が増えて価格が高騰することもありますが、ほとんどの場合は購入しようと考えたときにはある程度の投資家が購入済みであることが多く、上がりすぎた価格は先に購入している投資家が売却することによって、一気に価格がさがり損失を被ることになります。

フォロワー数が数万人以上いるようなアカウントのツイート内容はファンも多く賛同するツイートも多く集められるため信用し、騙されるケースも多くなります。インフルエンサー自身に悪意があるないに関わらず、インフルエンサーの発言をきっかけに投資に動いてしまうとどうしても損失しやすくなるため、インフルエンサーが購入をお勧めする発言は買いのサインではなく「売りのサイン」として捉えるのが適当です。


TV番組やニュースで扱われるとき

テレビ番組やニュースで仮想通貨が扱われ始めたら、それは売り時のサイン。インフルエンサーが仮想通貨を拡散する原理と一緒で、テレビ番組で取り上げられるときは多くの投資家がすでに投資したあとの場合がほとんどです。

仮想通貨取引所のTVCMなどによって多くの新規顧客参入が見込まれますが、仮想通貨ほど小さい市場では最初から参入している投資家の売買インパクトが大きいため、新規参入が多くなるほどカモになりやすい市場とも言えます。

つまりはテレビで仮想通貨を知った場合はしばらく待つか、持っている仮想通貨を売る方が利益が出やすいということです。


2019年仮想通貨の売り時

2019年は売り時

記事の冒頭で説明したように「2019年は間違えなく仮想通貨の売り時」です。持っている仮想通貨があるのであれば、利益を確定させることが無難です。これからビットコインを買い足すのであれば長期投資を計画せずに短期的に利益を刻んていくことで、暴落リスクを最小限に抑えることが大切です。

今後の仮想通貨市況については以下の記事を参考にしてみてください。


買うならアルトコイン

どうしても仮想通貨を購入し利益を出したい場合はビットコインよりもアルトコインを狙いに行くべきです。仮想通貨の代表格であるビットコインが加熱すると他の仮想通貨(アルトコイン)も同時に上がる傾向にあります。

そういった流れを利用しながら、まだ価格変動が大きくないアルトコインに投資してみてはいかがでしょうか。2017年はビットコインの価格変動よりも遅れて高騰したアルトコインの上昇率の方が高く、リップルNEMなどのアルトコインは300倍以上の成長率を見せました。


売るべき仮想通貨取引所

仮想通貨を売るにも買うにも金融庁の認可が下りている仮想通貨取引所を利用しましょう。仮想通貨取引所のおすすめは「GMOコイン」や「コインチェック」です。詳しくは過去記事「【2019年最新版】日本のおすすめ仮想通貨取引所ランキング」をご覧ください。