仮想通貨の保管先としてセキュリティ性能が高いハードウォレット。
市場には様々なハードウォレットがありますが、特に人気なのが「Ledger Nano S」と「Trezor」です。
今回は仮想通貨投資家がハードウォレットを買うならどれがオススメかということ、適切な買い方、ハードウォレットの仕組みについて解説していきます。
おすすめ仮想通貨ハードウォレットとは

私、仮想通貨ブロガーが実際に使ってみて最もおすすめするハードウォレットは「Ledger Nano S」です。
Ledger Nano Sを選んでいる理由はデザインや利便性など様々ですが、もっとも重視するべきは対応通過の多さです。
ビットコインやイーサリアムはもちろんのこと、XRPやEOS、BNBなど100種類以上の仮想通貨を保管することができます。他にも対応通過を調べる際には、以下の公式サイトにある「Supported Crypto Assets」を見れば保管したい仮想通貨の対応可否がすぐに把握することができます。
Legder社:Supported Crypto Assets
項目 | 詳細 |
製品名 | Ledger Nano S |
開発企業 | Leder |
本拠点 | フランス |
対応通貨 | 100種類以上 |
価格 | 7,990円 |
公式サイト | https://www.ledger.fr |
Ledger Nano Sの利用者は世界で100万人以上
ブロックチェーンという新しい技術に付随したハードウォレット(もしくはその技術)はまだまだ発展途上で、新しい不具合の発見やエラーが起こることも珍しくありません。
Ledger Nano Sはすでに世界で100万人以上に販売されており、その性能が絶えず検証されています。
世界中に利用者がいるためSNSを使えばLedger Nano Sを使ってどんなトラブルが起きているのかを発見することも難しくはありません。
Ledger NanoSをElectrum連携でトランザクション生成→認証しようとすると・・・
― DEG(デグ) (@DEG_2020) 2018年2月19日
LedgerにアドレスもBTC数量も異なるのが表示されるんですがこれはどういうことだ?🙄🙄 pic.twitter.com/BVpYanhJcH
もちろん、公式サイトではサポートページが用意されているので、不具合がおきたい際にはサイトを閲覧すればほとんどの問題が解決します。このような販売から使用中のサポートまで一貫しているところがLedger Nano Sの魅力です。
インターネットを検索すれば解決策が出てくるということ自体が利用者の安心につながるということです。
Ledger Nano Sは日本語情報が豊富
Ledger Nano Sに限らず、ほどんどのハードウォレットは海外製のため説明書やアプリに表示される言語は英語です。
初めて仮想通貨ウォレットを扱う人にとって説明が理解できないのはかなり不安です。状況次第では送金ミスやセルフゴックスにつながるため説明書を理解できなければ使うことすらできないかもしれません。
Ledger Nano Sは正規代理店さんの努力で日本語記事が豊富に揃っています。
ハードウォレットジャパン:Ledger Nano S 日本語説明書
これらの記事を参考にすれば、英語が全くわからない方でも簡単にハードウォレットを扱うことが可能です。
おすすめ仮想通貨ハードウォレットの仕組み
おすすめのハードウォレットが理解できたところで、「そもそもハードウォレットって必要なの?」という疑問に答えていこうと思います。ハードウォレットの仕組みを理解することで今後は正しく仮想通貨を保管することができます。
おそらく多くの方は「ハードウォレットの中に仮想通貨が入っていて、ハードウォレットが壊れたら仮想通貨が取り出せなくなる」と考えている方もいるかもしれません。
これは大きな間違えです。

ハードウォレットとは、文字列(秘密鍵)を保管している記憶装置(メモリ)です。
コンピュータに詳しくない方は、パスワードが書かれた紙を金庫の中に保管した状態を想像してください。その金庫が手のひらサイズになったものが、ハードウォレットです。
ハードウォレットに保管されている秘密鍵とは英数字が羅列した文字列です。もっとも長いものでは78桁(256ビット)まで設定することができます。
仮想通貨は秘密鍵なしに資産を移動させることできない仕組みのため、秘密鍵さえハードウォレットでネットと切り離れた場所に管理しておけば、ネットワーク上にある仮想通貨は誰にも盗むことができません。
ハードウォレットは復元可能

秘密鍵をなくしたり忘れてしまうと、2度と仮想通貨に触れることができなくなるというのが仮想通貨の良いところ(高いセキュリティを持っている点)でもあり、利用者側からすれば不便な点でもあります。
ハードウォレットでは、リカバリー(復元)プログラムというのが搭載されています。万が一、ハードウォレットを破損させたり紛失した場合、新しいハードウォレットを購入してパスワードを打ち込むと以前の秘密鍵を復元できるという仕組みです。
秘密鍵を紙で保管したりUSBの中にテキストファイルとして入れていると万が一壊れた時には復元することはできませんが、ハードウォレットの場合は高いセキュリティと復元機能があるため安全に仮想通貨資産を保管できる仕組みになっています。
おすすめ仮想通貨ハードウォレットの買い方1

ハードウォレットのおすすめと仕組みが理解できれば、最後は「買い方」です。
ハードウォレットの買い方には結構罠があり、場合によっては大きく損失を被ってしまうこともあるため、この記事を見た方がそういった詐欺や騙しに合わないためにも買い方の注意点をしっかり解説していきます。
中古ハードウォレットは絶対買ってはいけない

メルカリやヤフーオークション、Amazonなどで売っていた中古ハードウォレット。価格が安いあまり手をだしてしまいがちですが、絶対に中古ハードウォレットは買ってはいけません。
理由は、ハードウォレットに細工されている可能性が高いからです。
細工されると、あなたがハードウォレットに入れた全資産を簡単に盗むことができます。
盗まれた資産を取り戻す方法はありません。
新品で買ったとしても、以下のようなハードウォレットは中古の可能性が高いので、使いわない方が賢明です。
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リカバリーシートとは、万が一ハードウォレットが壊れた時に利用する復元ブログラムの一部です。

リカバリーシートが盗まれている場合、100%ハードウォレットに細工されていると考えるべきです。
Amazonで購入する場合、出品者の確認が鉄則
Amazonには中古のハードウォレットを出品している業者も存在します。
中古をつかまされてしまうとハードウォレットはもう使えませんので、必ず出品者が正規代理店かどうかを確認してください。
その方法はハードウォレットの公式サイト(海外サイト)を確認すること。
公式サイトには正規代理店一覧が掲載されていますので、その業者と名前や住所が一致すればAmazonでも購入してOKです。
おすすめ仮想通貨ハードウォレットの買い方2
Ledger Nano Sの正しい購入先は3つ存在します。
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この中で最もおすすめする方法は圧倒的に「正規代理店の公式サイトから購入する」です。
Amazonで購入する場合、ボタンを数クリックするだけで購入できるので便利だと感じるかもしれません。
しかし、Amazonの配送センターでの管理状況も見えない中で、万が一中古品をつかまされてしまう可能性や最悪資産の喪失を考えると、リスクが残ります。
Ledger社や正規代理店の場合は、中古品のリスクがなくなります。
さらに、正規代理店の場合は割引もしてくれるため、AmazonやLedger社から買うよりも安く購入することができます。
正規代理店は決済方法も豊富
さらに正規代理店を選ぶ理由として、決済方法が豊富という点にあります。
Ledger社で直接注文する場合は、クレジットカード決済もしくは仮想通貨決済の2択しか選べません。
しかし、正規代理店の場合では代引(代金引換)や銀行振込も選択可能です。
細かいところで言えば、ギフトラッピングしてもらうこともできるので、友人へのプレゼントにも最適です。
ハードウォレットを購入してみましょう
Ledgerの正規代理店は公式HPにて確認ができます
以前、私がおすすめしていた株式会社Earth Shipは既に取り扱いが終了しているようですが、大手の販売店では取り扱いがあるようです。
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