KADOKAWA(9468)は 1945年に角川源義が出版社である角川書店として創業したのが始まりです。その後はアニメやゲーム、WEBサービス等の事業を展開し、2014年にはニコニコ生放送でお馴染みのドワンゴと経営統合をするなど事業はエンターテイメントを中心に広がりを見せています。


KADOKAWAの事業内容

2025年2Q決算時の通期見通し(売上高271,700百万円、営業利益16,300百万円)を参考にすると、KADOKAWAの売上高の57%、営業利益の76%は出版・IP創出事業に支えられています。

KADOKAWA
出所:KADOKAWA 2025年3月期2Q決算説明資料

出版業会はトレンドが激しく、電子書籍化への移行など目まぐるしい変化が起こっていますが、KADOKAWAの歴代のヒット作といえば「新世紀エヴァンゲリオン」「ダ・ヴィンチ・コード」「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」あたりでしょうか。

「君の名は。」「時をかける少女」などKADOKAWAアニメ(IP)とのタイアップで出版される書籍もあり、多くの有名作品を手がけているのがKADOKAWAだったりします。

最近の売れ筋や人気作品は以下、Amazonで確認してみてください。


今後の重要テーマとしては強力なIPを創出してグローバルメディアミックスで利益を稼ぐことに尽きます。

つまり、1つの作品を漫画、映画、アニメ、ゲーム、LIVEイベント、グッズ等のコンテンツで稼ぐという方法がKADOKAWAの至上命題であり、大人気コンテンツを生み出す才能の発掘こそが利益の源泉です。

直近の成功事例としては「Re:ゼロから始める異世界生活」がコミックからアニメ、ゲーム、イベント、グッズでの販売を世界規模で展開しています。


KADOKAWAの事業リスク

事業リスクとしては昨今本が売れづらくなっている状況に加えて、違法ダウンロードや海賊版サイト等により著作権侵害等のリスクが考えられます。

また集英社(少年ジャンプ)のようなヒットメーカーとの競合リスクも存在します。


2024年11月19日に一部メディアが「ソニーがKADOKAWA買収に向け協議をしている」と報じた件については、翌日20日に公式で否定、東証からも注意喚起を受けていました。


それ以上の情報については未だ不明確です。


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