キムラユニティー（9368）は1951年に木村製箱店の格納器具製品事業を継承することで創業を開始します。
その後、包装事業や車両リース等の事業を開始。現在では物流サービス事業の包装が稼ぎ頭となります。
キムラユニティー の事業内容
物流サービス事業は主に物流センター運営し、入荷から出荷までの基本的なオペレーションに加えて、各種流通加工や受発注入力などを担っています。
主な取引先はトヨタ自動車の物流パートナーとして活躍しており、トヨタ生産方式（ムダの徹底的排除の思想）を受け継いだ現場力・改善力・企画力が事業の強みとなっています。
海外売上比率は2025年2Q時点で17％と高くはありませんが、北米と南米、中国とタイに海外拠点を保有しています。
キムラユニティーの株主還元
キムラユニティーは連結配当性向40%を目標に安定配当を実現しています。
2025年3月期で60円の配当が実現すれば、7期連続増配（上場来23年連続非減配）達成です。
キムラユニティーの株主優待
キムラユニティーは200株以上保有すると2kgのお米券を受け取ることができます。1,000株以上であれば2年以上保有するとお米券が5kg分となり、2,000株（2年以上保有）であれば7kg分まで増加します。
キムラユニティーの事業リスク
事業の特性上「人財」が最も重要な経営資源であり、採用計画が事業の生命線となります。
事業単体では横ばい・連結従業員数では微減しつつありますが、勤続年数は長く、休業度数率（労働災害による休業者数）は低い傾向にあります。
今後は採用コスト・賃金アップ等により利益率が低下する可能性もありますが、足元のROEは好調です。
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