大和ハウス工業（1925）は戦後の木材・資材不足の解決するために鋼管（パイプ）構造による建築の考案によって「建築の工業化」に先鞭をつけ、1955年より創業を開始します。

事業内容は戸建住宅から賃貸、商業施設など幅広く展開できる大和ハウス工業ですが、現在注力するのは1955年の創業商品である倉庫『パイプハウス』をルーツとする事業施設と商業施設などの大型物件です。

事業施設は物流工場や病院、データセンター等の事業施設を建築する部門で営業利益ベースで全体の34％を占めています。

海外事業は2023年度時点で7,059億円（海外売上比率：14％程度）とそれほど大きくはありませんが、米国を中心に収益を拡大中です。

大和ハウス工業の株主還元

大和ハウス工業は配当性向35%以上、配当金額下限145円として累進配当を実施しています。

今期147円の配当が実施されれば、15期連続増配、過去10年間の増配率は2.4倍となります。

大和ハウス工業の事業リスク

住宅や建築業界は金利と景気に大きく左右される傾向があり、大和ハウス工業もリーマンショックの際には株価が-73%下落しています。

出所：kabutan

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