ホンダ（7267）は本田宗一郎が本田技術研究所を継承後、1948年に本田技研工業を創業したところから始まります。

事業の主軸は二輪自動車（バイク）事業、主戦場はインド・インドネシア・ベトナムなどのアジア圏です。

ホンダの二輪事業は年間販売台数は2,000万台弱の規模となり、二輪業界では世界No1シェアとなります。

インドの政策もあり、ホンダは電動バイク市場へ参入していくことを発表し、昨年行われたイベントでは2030年までに累計30モデルの電動バイクを市場へ投入することで年間販売台数を400万台へ引き上げる目標を掲げています。

市場を驚かせる技術革新を何度も実行

二輪事業以外でもホンダは様々な挑戦をしており、世界初の人型ロボットである「ASIMO」や2014年に発表された小型ビジネスジェット機「HondaJet」など、他に企業では開発不可能な製品を市場へ投入してくることがあります。

これらの発明がどれぐらいの市場規模になるのか。利益を持ってくることができるのかなど数字・リターンにつながるかは先の話かと思いますが、新しい市場を開拓することによって将来的は莫大な利益を生む可能性もあるのかなと想像します。

ホンダの事業リスク

売上の多くは海外となるため、為替の影響を大きく受けます。

2025年2Q決算では中国経済の影響を受けて持分法による投資利益の減益が発生する見通しなど地政学的リスクもあります。

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