トヨタ自動車(7203)の歴史は1933年に豊田自動織機で自動車の研究を開始したことから始まり、1937年に会社を独立させトヨタ自動車工業を創業します。
事業は9割が自動車の販売であり、トヨタファイナンス等の金融事業もありますが売上としては全体の1割程度の規模です。
トヨタは世界で年間950万台規模の自動車を販売しますが、2019年以降の販売台数推移を見るとほとんどが海外での販売となります。
関連記事:トヨタ自動車の販売・生産台数の推移
しかし営業利益ベースでは日本がダントツの1位の稼ぎ頭となります。
出所:トヨタ自動車 2024年3月期 決算説明資料2024年3月期の営業利益ベースで計算すると、日本の利益比率は64%、海外が36%です。
日本に次いで利益額が高いのが、アジア(15.9%)なんですね。
トヨタ自動車の株主還元
トヨタ自動車では安定的・継続的に増配を実施する方針で現在は5期連続の増配見通しとなります。
トヨタ自動車の事業リスク
海外売上比率は3割強ですが売上規模が大きいため、為替の影響を警戒されることが多く、円高不安による株安効果は株価を見ると顕著に出ているのではないでしょうか。
出所:kabutan世界的な脱炭素化や影響を受けてテスラやBYD等のEV車に遅れを取ったり、補助金政策の対象外になるなど競合他社との競争激化も考えられますし、中国を始めとした景気後退懸念や金利の引き上げから自動車需要が減退するリスクもあります。
2024年は認証試験の摘発などにより生産をストップする車種も多く、思うような活動もできなかったですが、営業利益ベースでは前年並みの見通しとのことです。
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