人気の高配当銘柄でもある日本電信電話ことNTT(9432)を新NISA枠で購入している方も多いのではないでしょうか。

そんなNTTの代表取締役社長である島田明氏と副社長である川添雄彦氏が書かれた書籍「IOWNの正体 NTT 限界打破のイノベーション」が11月14日に発売します。


NTTへ投資するなら必読です!!


決算資料から見るIOWNの進捗

2024年8月7日に発表された直近の決算資料でもIOWNについて以下のように記載されています。

NTT
出所:NTT「2024年1Q 決算説明資料」

スマホだと見ずらいので、文章をピックアップすると以下の通りです。

    【IOWNによる新たな価値創造】
  • サステナブル社会の実現に向け、早稲田大学と複数の研究機関を横断した共同研究を始動(NTT・6月)
  • 未来共創プログラム「Future-Build Powered by IOWN」採択パートナーと連携したリモートバーチャルプロダクションの取り組みを開始(NTT西日本・6月)

ただ、正直これだけだと何のことかわかりません。


IOWNとは何か?

2024年9月30日に掲載された統合報告書2024ではIWONを以下のように説明しています。

NTT
出所:NTT 統合報告書2024

    【IOWN構想】
    光を中心とした革新的技術を活用した高速大容量通信、膨大な計算リソースを提供可能な、端末を含むネットワーク・情報処理基盤の構想がIOWNです。APNに加え、サイバー空間上でモノやヒト同士の高度かつリアルタイムなインタラクションを可能とするデジタルツインコンピューティング(DTC)、それらを含む様々なICTリソースを効率的に配備するコグニティブ・ファウンデーション(CF)の3つの主要技術分野で構成されています。(引用元:NTT 統合報告書2024)

統合報告書2024ではIOWNの電力効率や大容量化&低遅延性などの目標に加えて光電融合の開発ロードマップなどについても記載されています。

NTT
NTT


具体的な取り組み等についても統合報告書2024に記載があり、デジタルツインコンピューティングなど新しい技術を利用して作られる情報処理基盤であることはわかりますが、具体的にどのようなビジネス・サービスになるのか、まだわかりずらいですよね。


もっとわかりやすくIOWNを説明

NTTグループのHP内に「IOWNってなぁに?」というページがあります。

そこにある内容をまとめると、以下の通りです。

    【どんな未来になる?】
  • スマホは充電を意識せず使い続けられる
  • IWON製品/サービスを使うだけでカーボンニュートラルに貢献
  • オンラインゲームの配信アップデートが一瞬で終わった
  • 空飛ぶ車、宇宙旅行や海中旅行などが現実に
  • 町から渋滞や事故が無くなった
  • 子どもの送り迎えは、ラジコン感覚で自宅から遠隔運転


IOWNとは、Innovative Optical and Wireless Networkの略称です。

最先端の光技術を使って医療から金融、教育、交通、エネルギーまで、日常生活に恩恵をもたらすサービスを目指しています。

とは言ってもまだまだわからない部分が多いため、具体的な構想や取り組み、どのような技術進化が期待できるのか、いつまでに商用化が実現できるのかなど他の投資家よりも詳しく銘柄分析をしたい方、NTTで配当金生活を満喫したい方はぜひ今回の書籍を読んでみてはいかがでしょうか。


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