株クラの間で話題となった日本国債入門の著者でもあり、X/Twitterフォロワー数1.2万人、東京大学公共政策大学院特任准教授の服部孝洋さん。

9月の3連休でお薦めする経済小説を紹介されていました。



今週末も3連休があるため、金融知識を深めたい人は手にとってみてはいかがでしょうか。


1.日本国債暴落


外資系投資銀行における債券取引の実態を臨場感あふれる筆致で描きながら、近年の日本国債をめぐる危機的状況をわかりやすく伝える衝撃作にして、最良の国債入門


2.巨大投資銀行


ヴェールに包まれた米系投資銀行の内幕を圧倒的なリアリティで描き切った金字塔。

日米企業間で繰り広げられる巨大買収劇の裏側、伝説のトレーダー・竜神宗一が仕掛ける巧妙な裁定取引(アービトラージ)、ソロモンvs野村證券の息を呑む攻防戦


3.トリプルA 小説 格付会社


デリバティブや証券化の手法が日進月歩で複雑化していった2000年代初頭、投資家は「格付」しか頼れるものがなくなり、米国ではサブプライム・バブルが発生する。

乾慎介は日本のバブルと重ね合わせ、危機感を抱くが、利潤追求に血眼の格付会社は金融業界に追従し、世界を震撼させるリーマンショックを引き起こす。圧巻の大団円!


4.日本国債


膨大な取材と卓越した視点が冴える迫真の経済小説

日本国債のディーラーが遭った不審な交通事故。直属の部下・朝倉多希が任された翌週の入札で異常事態が発生した。未達(みたつ)――国の募集総額に対し応札額が大幅に不足。「この国が破産する」未曾有の危機の背後には壮大な罠が。


5.小説 日本銀行


政界と財界にまたがって、絶大な権力をふるう〈法王庁〉日本銀行。終戦直後の激動する時代を背景に、大蔵省との対立関係の中で、狂乱化したインフレを終息させようという理想に燃えた新入日銀マンが、その一途さ故にエリート・コースから蹴落されてゆく姿を、さまざまな視角から捉えて、巨大な機構の内実を浮彫りにする。経済小説の第一人者が、日本の聖域に体当りした意欲長編。


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