雇用統計が悪かったみたいですね。

米国株は軒並み下落しています。

S&P500


雇用統計を振り返る

8月の失業率は4.2%、失業者数は711万人

雇用統計
出所:U.S. BUREAU OF LABOR STATISTICS

先月(失業率4.3%、失業者数716万人)と比較すると変化はありませんが、前年同月(失業率3.8%、失業者数630万人)と比較すれば高い数値となっています。

その他、特質すべき事項は以下の通り。

  • 失業者のうち一時解雇者数は19万人減の87万2,000人で前月の増加をほぼ相殺
  • 8月の常用失業者数は170万人でほぼ横ばい
  • 長期失業者数(27週間以上失業している者)は150万人(全失業者の21.3%)でほぼ横ばい
  • 労働力率は8月も62.7%、前年比で変化なし
  • 雇用人口比率も8月は横ばいの60.0%、前年同月比では0.4ポイント低下
  • 経済的理由によるパートタイム雇用者数は480万人(8月)で変化はないが、前年の420万人から増加。(これらの人々は、フルタイムの雇用を希望していたが、勤務時間が短縮されたり、フルタイムの仕事が見つからないためにパートタイムで働いている)。
  • 現在仕事を探している非労働力人口は560万人で変化なし(これらの人々は、調査前の4週間に積極的に求職活動をしていなかったか、仕事に就くことができなかったため、失業者としてカウントされていない)。
  • 就業を希望する非労働力人口のうち、140万人の「労働力へのわずかな執着」は、8月もほとんど変化なし(これらの人々は、仕事を希望し、仕事に就くことが可能で、過去12ヶ月の間に仕事を探したことがあるが、調査前の4週間は仕事を探していなかった。落胆している労働者の数は36万7,000人)


企業調査部門

非農業部門雇用者数が過去12ヶ月の月平均雇用者数増加数20万2,000人を下回っていますが、前月比では14万2,000人増加しています。

雇用統計


特筆すべきは以下の通り。

  • 建設業は3万4,000人増、過去12ヵ月間の月平均1万9,000人増を上回る。
  • 重工業・土木建設業は1万4,000人増、非住宅専門工事業は1万4,000人増と引き続き増加
  • ヘルスケア関連雇用は3.1万人増、過去12ヵ月間の月平均6.0万人増の約半分となった。
  • 外来医療サービス(2万4,000人増)と病院(1万人増)で雇用が増加


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