みずほ銀行の調査によると、2019年→2028年までの需要で最も期待できる産業は情報サービス・ソフトウェアであり、次いで航空、半導体が続きます。
出所:みずほ銀行国内産業ではインバウンド需要による宿泊サービスや小売の成長がコロナ以前から考えると活況となりそうです。
世界も日本でも2024年以降で成長が最も期待できる産業は「半導体」のようです。
小売サービスが成長する要因
小売サービスが活況となる理由はいくつありますが、そのうちの一つが「物価高・インフレ」による販売額の増加です。
スーパーに並ぶ商品のほとんどが値上げラッシュとなっており、その結果として企業の売上は右肩上がりとなっています。
たとえば、カップヌードルで有名な日清HDの国内即席めん事業の売上は「価格改定効果」により売上と利益が伸びています。
出所:日清HD 24年度1Q決算資料このような影響が2028年以降も続くと予想されており、企業のブランド力や販売力が強いほど価格改定は頻繁に行われ、売上と利益を増大させる可能性が小売・製造事業を持つ企業にはあります。
インバウンド需要
小売事業を成長させる要因の2つ目は、中国の景気回復によるインバウンド需要増です。
訪日外国人の割合で最も多くを占めるのが中国となっています。
海外にも需要がある日本製品は沢山ありますが、とくにコロナの時には日本の薬局から咳止め・風邪薬が消えたことが連日ニュースとなっており、中国や韓国へ大量の風邪薬を日本から送る在日外国人が話題となっていまいた。
以下は龍角散ダイレクトの映像です。
龍角散のように外国人に人気の日本製商品は他にも沢山あります。
化粧品
日本の化粧品は高品質かつ信頼性が高いとされており、資生堂の国内トラベルリテール(空港や免税店での販売事業)の売上は2倍超、営業利益は+70%と活況です。
出所:資生堂 2024年上期実績資生堂は日焼け止めANESSAが有名ですが、日焼け止めに関してはオルビス(4927)も強力な商品を持っていますし、国内の化粧品市場大手の花王が提供するキュレルシリーズも大人気です。
キュレルの潜在能力については、オアシスマネジメントが強く推していました。
化粧品以外にも外国人に人気の商品・サービスは挙げればキリがありません。
一旦思いつくものを以下にまとめました。
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