カマラ・ハリス氏が世界初の含み益に課税する法案を提唱しているとのことです。
予算案によると、44.6%のキャピタルゲイン税が適用されるのは、課税所得が100万ドルを超え、投資所得が40万ドルを超える個人に限定されるものの、キャピタルゲインに対する最高税率は39.6%に引き上げられる。
また、1億ドル(145億円)以上の資産を持つ富裕層に対しては、換金されていない投資の含み益に対しても、キャピタルゲインとして25%の税を課す提案がなされている。これは前代未聞の措置であり、資産管理業界を代表する出版社「IFCメディア」は、「通常の課税からの根本的な逸脱」と批判した。
引用元:CoinPost
仮に年利5%で年間36万円の積立投資をした場合、25%課税がどのぐらい効果があるのかをシミュレーションしてみると以下の通りです。
両者の資産差は10年目で592,500円、20年目で3,916,082円、25年目で7,236,306円分の差が開きます。
両者の資産差の推移をみると、指数関数的に増えるため、含み益の25%課税は投資家の利益および複利を大幅に削減してしまうことは明白です。
投資リスクを取っているにも関わらず、貯金と変わらない資産推移であれば投資する意味があるのかとも問われますし、そもそも富裕層が一番世論を動かす可能性がありますから、きっとこの法案を通すのは難しいはず。
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