新NISAで投資を始める場合、一般的な投資手法には以下のようなものがあります。
- <個別株>
- 成長株:半導体や防衛株など
- 高配当株:NTTや三菱UFJなど
- <インデックス投資>
- 日本株指数:日経平均、TOPIX
- インド株指数:Nifty50、SENSEX
- 米国株指数:S&P500
- 世界株指数:オルカン
- <株式以外>
- 債券
- ゴールド
あくまで個人的予想ですが、それぞれ年間平均の期待リターンを想定すると、以下の通りです。
最も高い成長を見込めるのは成長株投資(期待リターン:年間平均5%〜15%)であり、現在有力候補となるのはNVIDIAやレーザーテックなどの半導体銘柄、もしくは先日紹介した三菱重工や川崎重工などの防衛関連銘柄がトレンドとなっています。
高配当株投資も含めた成長株投資はハイリスク・ハイリターンであるためトレンドが乗っている時には年間のパフォーマンスは+30%や+100%などと調子が良いですが、2022年の相場のように不調となると株価が半値以下となるリスクもあるため、平均リターンの中にパフォーマンスが収まらない可能性はどの投資手法よりも高いことは注意が必要です。
下振れした時の対処法1
先ほど紹介した年間の期待リターンはあくまでも長期的に投資を続けた場合の平均リターンです。
短期的には年間リターンが+10%や+20%になることがここ数年あったわけですから、今後の年間リターンが-10%、-20%になることも許容していかなければいけません。
マイナスリターンを最初に引き当ててしまう可能性もありますが、資産形成は長期戦であり、短期的な株価変動にまどわされないことが正しい対処方法となります。
ちなみにS&P500(米国株式指数)への投資では、投資期間を伸ばすほど年間リターンは安定してプラス側に寄る傾向があります。
関連記事:つみたてNISAいつやめる?最低投資期間と継続期間別リターン下振れした時の対処法2
パフォーマンスが下ぶれた時に確認すること(特に個別株の場合)は投資した時に設定した根拠が崩れていないかを確認するべきです。
たとえば、新NISAの人気銘柄でもあるNTTの強みは国内の通信事業社として高い参入障壁を持っていますが、仮に今後通信事業がどの会社でも参入しやすくなるような事態もしくは通信を代替する新しいテクノロジーが生まれてしまった場合にはNTTを全力で売る必要が出てきます。
個別株投資は投資した時の理由を忘れてはいけませんし、特に株価が下がった時ほど投資した理由を思い出すことで今後の業績がどうなっていくのかを予想する必要があります。
株価が下がったから売る、もしくは株価が上がったから買うという投資判断は愚の骨頂です。
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