株価暴落論を唱え続ける森永卓郎さんですが、今回は森永康平氏が「二番底の可能性がある」と語っています。
二番底を引き起こすとされる理由がイランとイスラエルの問題です。
地政学的リスクは過去にも株価を大きく下げる要因となっていますので理解はできます。
ただし、投資には常にリスクがあり、現状大きく株価に影響を与えるであろう事象は他にもたくさんあります。
たとえば以下のようなことです。
- 米国の景気後退懸念
- 米国の利下げ時期とスピード
- 日銀の利上げ
- 大統領選挙の動向
- NVIDIAの決算
- 中東の地政学的リスク
時期が経てば他にも大きな要因が出てくるかもしれませんし、投資とは日々リスクと向き合いながら続けるものだということを改めて理解する必要があると思います。
その上で「二番底」を警戒する必要があるのかということですが、私の見解では短期的な株価予想は当たらない(予想が難しい)ことが多く、それを気にするよりも自分自身の最適なポートフォリオを維持することが大切です。
今後株価が上がってしまえば「もっと投資をしておけば良かった・現金比率を少なくしておけば良かった」と思うでしょうし、株価が下がれば「投資額を控えて底値で一括投資すれば良かった・現金比率を高くしておけば良かった」と後悔するはず。
どっちに転んでも後悔が残るのであれば、その後悔を最小限に抑えることが投資で成功するコツであり、最適な現金比率を一定に整えておくことが後悔が少ない投資につながると思うし、二番底に惑わされなくなると思います。
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