昨日は日本株、特に半導体銘柄が大安売りでした。



東京エレクトロンは-8.75%

昨日決算発表のあったディスコは-8.83%も下落しています。

ディスコの決算内容は生成AI需要の拡大により出荷台数は四半期で過去最高を記録、売上高827億円(前年同期比53.4%増)、営業利益333億円(同+96.7%)、純利益237億円(同+87%)と絶好調です。

ただし、「当社が事業展開している半導体・電子部品業界において顧客の投資意欲が短期間で激しく変動することから需要予測が困難な」という理由から通期の業績予想開示はなく、上半期までの開示となっています。


半導体分野の対中規制は長続きしない

今回半導体銘柄が下げた理由は業績悪化や内的要因ではなく、米国の対中規制(検討段階)によるものです。

対中規制に関しては米国以外の企業に関税をかけ利益を圧迫させることにもなりますが、同時に必需品であれば関税が上がる分だけ商品価格が上がり、米国のインフレを加速させる要因にもなります。

やっと米国のインフレが収まり、金利の引き下げができる状況となりつつある中で関税を上げすぎるような暴挙に出るとは思えません。

CPI
出所:U.S. BUREAU OF LABOR STATISTICS

また対中規制を強化したとしてもNVIIDAのように対応してくるだけです。


楽観視すぎも良くないですし、将来の予測はわからないことが大前提ですが、半導体銘柄の下げはそんなに長くは続かない or また株価は戻ってくるのではないかなと思っています。


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