日本の年金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が日本株の投資比率を現行の25%から引き上げると市場関係者が予想しているとのことです。
GPIFの日本株は上下8%の乖離まで許容されており、仮に5ポイント分引き上げられると10兆円を超える資産が日本株に流入することとなる(GPIFの資産評価額は246兆円)。
引き上げが想定される要因としては、昨今の賃金上昇(名目賃金)によるものです。
GPIFのパフォーマンス目標は名目賃金のプラス幅に加えて+1.7%が期待されていますが、名目賃金が上がり続けると現状のポートフォリオでは達成しづらくなります。
そこで価格変動率の低い債権比率を抑えて株式比率を上げるなどの対策を講じなければいけないのですが、外国株よりも割安な日本株に焦点が集まるというわけです。
長期運用を考えたポートフォリオでよく目にする資産配分は債権と株式が1:1よりも4:6の比率の方が一般的です。
個人的な感想としては株式比率は5割→6割まであげても問題ないはずですし、日本の株式市場に寄与するという意味では日本株比率を上げるのも有意義ではないかと思われます。
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