ひふみ投信が最大保有銘柄であったトヨタ自動車の株式を大幅に売却しました。

レオス
出所:レオス・キャピタルワークス

2024年6月末時点でのトヨタ株の保有比率は2.79%

前月(4.51%)よりも1.72pt引き下げた結果となります。


トヨタ自動車はダイハツの不正事件に引き続き、国土交通省から7車種において国が定めた基準と異なる方法試験を実施していたことが判明。


上記にある日本国内で生産中の3車種(カローラ フィールダー/アクシオ、ヤリス クロス)の出荷・販売を停止を決定したことで、今後トヨタ自動車の大きな業績上昇を期待しづらくなったというのが、売却の主な理由として挙げられます。


ひふみ投信は5月から6月にかけてトヨタ自動車の売却と現金比率を低下させた分だけ、以下の銘柄を中心に買い増しをしたとのことです。

  • TDK
  • GMO-PG
  • 第一三共 など

TDKとは自動車やスマホ、HDD向けの電子部品を製造する企業であり、生産拠点および売上比率のほとんどが海外です。

TDK
TDK
出所:TDK

レオスが現地視察へ出向いた際には外国人従業員に合わせたインセンティブ制度が充実しており、上手に従業員を動かす経営をしている印象を受けたそうです。

そのような期待感から投資比率を上げたとコメントしていました。


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