丸一鋼管(5463)が従業員全員に平均870万円分の自社株を付与すると発表しました。

    丸一鋼管の有価証券報告書によると、2024年3月期の平均年間給与は694万円だった。自社で保有する株式を本体とグループの取締役と従業員に対し、あわせて約57億円分、150万3000株を付与する。4日の丸一鋼管株の終値(3802円)を基にすると、従業員1人当たり約870万円相当の株式を受けとる計算になる。
    従業員には60歳の定年までは原則として株式を売却できないよう譲渡制限をつけたうえで、9月下旬に割り当てる。勤続年数や等級などにより割り当てる株数は変化し、保有株に応じた配当を受け取ることも可能だ。従業員が自己都合で定年より前に退職した際には無償で会社に返却する仕組みとする。

昨日終値での配当利回りは3.58%

年間の配当所得は税引き後で24万円(税引き前で31万円)となる。

普通に考えて24万円分の昇給をしたのと同じ効果です。


仮に年利3%で20年保有した場合、株式の評価額は870万円から1,571万円と退職金程度の金額が資産として残る形です。

その間で得られる配当金も考えれば、かなりの高待遇ではないでしょうか。


上記のニュース発表後(先週は下方修正の発表もあり)、株価は前日比で2.32%下落。

丸一鋼管
出所:kabutan(チャートは月足)

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