賃金構造基本統計調査(令和5年度)によると、男女共に大学院まで進学する方が賃金が高くなる傾向にあります。
出所:厚労省特に女性においては大学院と大卒では大きな差です。

別の調査によると、女性の生涯賃金は4年制の大卒と比べて大学院(博士課程)を卒業した場合と比べると、約2倍の賃金差が生まれています。

ここまでのデータはあくまで統計であり、個別の事例を保証するものではありません。
勉強以外でも秀でた才能や強い興味ある場合には、それらに注力させてあげた方が賃金が上昇する場合もありますし、賃金が伸びなくても健康や幸福感などお金では測れないものが手に入る可能性もあるはず。
過去の統計的な観点から言えば、勉強が好きではなくても嫌いでなければ、進めるところまで(可能であれば大学院まで)進むことで生涯賃金を上げやすかったのは事実。
ただ懸念されるのは、大学教授や大学院卒の人材が蔓延るような職場においては、年功序列が厳しい可能性もあります。
優れた研究をしても研究費が集められなかったり、学校側から予算を与えてもらえないなど、一概に大学院まで行けば賃金が安定するというわけでもないので、そこは注意が必要です。
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