eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) 、通称オルカンの資産流出入金額を調べてみると、今年は去年に比べて倍以上の金額となっています。

オルカン
出所:wealthadvisor

これ自体が円をドルに変える動きなので円安の1つの要因としても考えられますが、ドル円が150円付近になったことで日本の輸出産業が業績が活況なことに加えて、ドル資産の含み益も増えるなど、日本人にとっては大きなメリットが生まれているようにも思えます。


オルカンの次に人気となるeMAXIS Slim米国株式(S&P500) も資産流入は倍です。

S&P500


両者とにも今年1月が流入のピークとなっているのは年初の一括投資でNISA枠を使い切った方がリターンが有利になると考える投資家が多いためと思われます。

なぜそのように考えられるのかは、以下の記事に書いてある通りです。


もう一度、オルカンとS&P500への資産流出入話に戻りますが、今年1月はどちらも新NISA開始とともに大きく上がりましたが、それ以降(2月→3月、3月→4月)にかけて右肩下がりになっている様子も気になります。

投資家の保有資産を前倒しで投資していると捉えることもできますが、逆に市場の株価変動を警戒したり、物価高の影響で生活が苦しくなっていたりする背景もありそうです。

いずれにせよ今年の積立投資額は1月がピークとなり、徐々に下がっているのが現状となります。


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