データセンターの建設ラッシュが進んでいるということは、それにともなって工場の空調設備を供給する企業の業績も今後は伸びるはず。

関連銘柄を調べてみると割安なのは西部技研(6223)、そして注目したいのがダイダン(1980)でしょうか。

空調銘柄


上記銘柄の平均売上成長率が5%なのに対して、西部技研(6223)は3倍近くの売上成長率を計画していますが、PERは平均より割安で放置されている上に株価も今年は反応していません。

主力商品である「デシカント除湿機」は中国経済の停滞により売上が大幅に減少するも2024年12月期の業績予想に関しては”変更なし”を公表しているため、売上および営業利益を挽回する算段がついている様子です。

おそらくはその見通しの不安から株が買われないのかもしれませんが、配当利回りは4.54%と高い水準を維持しており、文字通り割安銘柄と言えるでしょう。


ダイダン(1980)に関しては、前期も今期も他と突出した売上高成長率を見せています。

ダイダン
ダイダン
出所:ダイダン

ダイダンは完成工事高を確実に積み上げる一方で、繰越工事高も大幅に積み上がっており、前期2,398億円にまで上ります。

これが今期の完成工事高目標2,500億円を達成するための要因となり、確実性のある業績を示す指標です。


大手空調銘柄の動き

一方で業界を牽引する大手企業の様子はどうなのかというと、ダイキン工業の今期空調事業の見通しは全体で+3%増、日本では+2%増とあまり需要は増加する見通しではないようです。

ダイキン
出所:ダイキン工業

三菱電機の空調・家電事業は+9%増(+1,500億円)と大きく成長する計画となっています。

三菱電機
出所:三菱電機


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