DMMのBTC不正流出が起こってもビットコイン価格は今日も変わらず7万ドル(1,100万円)を超えて推移、ビットコインETFからの流入も6月4日には過去2番目に高い8億8,675万ドル/日を記録したとのことです。
出所:SmashFiMt.Goxやコインチェックの不正流出と比較すると、流出規模は似ていますが市場規模が明らかに違うため、それほどの売圧にもつながらないという印象です。
それよりも10年前に起きたMt.Goxが取り戻したビットコイン1.5兆円分の行方の方が相場に影響を与える気がします。
相場に影響を与えるか否かの要因の1つは不正送金された金額の規模によるところが大きいため、今後ビットコインを含む仮想通貨市場の規模が大きくなるにつれて1つの取引所に保管されるビットコインの量は相対的に少なくなりますし、取引所へのハッキングが相場に与える影響も同じように低くなっていくと考えて良さそうです。
DMMビットコインの進捗
先月末に不正流出が検知されたDMMビットコインですが、本日改めて顧客から預かっていたBTCを全量保証する旨を発表しました。
界隈ではコインチェックのNEM流出事件にならってBTCが利確された状態で返金されるのではという不安もありましたので、その不安を打ち消すべく今回の発表がなされたものと思われます。
この辺り対応については保証が完璧になされない限り金融庁が黙っていませんし、仮に保証が不可能な業者が現れれば即刻登録業者の免許を剥奪される可能性もある気がします。
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