昨日はカップヌードルでお馴染みの日清食品HD（2897）の本決算が発表されました。
営業利益が大きく伸びた理由としては、商品価格の引き上げと高付加価値商品の販促強化、米州事業の好調によるものと考えられます。
特にインパクトの大きい米州地域の営業利益は+90億円については、為替の影響（円安効果）も加味されます。
日清食品の海外事業が急成長中
米州事業については、カルファルニア州ロサンゼルスとメキシコ、ブラジルにそれぞれ日清の製造販売会社があり、カルファルニア州チノに明星のチルド食品製造販売拠点を持っています。
主力商品は想像通りのカップヌードルやUFO
売上高は2022年度3月期の873億円から翌年に1,400億円にジャンプアップ、前期2024年3月期は1,603億円と急成長を遂げています。
円安効果及び価格改定が追い風となっていることは明らかですが、私たち日本人は日本のカップヌードルの美味しさ・中毒性をよく理解できていると思っています。
そういう観点から物事を見ると、日清の海外進出はすごく将来性があるように感じますし、あの味が今以上に世界中で愛され、安価で簡単に手に入る時代になるのは、とても自然なことのようにも思えます。
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