昨日は日本取引所グループが株式分割を発表し、SNSでも話題となっていました。
2024年10月1日（効力発生日）をもって現在の株数が2倍（株価は2分の1）となりますから、買い集めやすく、100株以上集めることで株主優待も受けやすくなります。
ただし、日本取引所グループは株主優待を2025年3月で廃止することも発表していますので、今後100株集められたとしても優待を受けられるのは、1度だけです。
日本取引所グループのビジネスモデル
日本取引所グループは株クラ界隈でも人気の銘柄であり、人気度を示す株価指数「PER」は35倍となっています。
人気の理由はそのビジネスモデルにあり、日本株に投資する投資家がいなくならない限り、ビジネスの基盤は安全だとされているからです。
2023年度（2024年3月期）までの業績を見ると、株式の取引だけで年間615億円も稼げるビジネスであり、その他上場する会社からもお金が取れますし、株価情報や指数関連の情報をベンダーに売ることで収益を向上させることも可能です。
株式投資をする人なら、この無敵のビジネスモデルは理解しやすいはず。
直近のROE（自己資本利益率、企業が効率よく稼げているかを示す指標）は19%とめちゃくちゃ高く、高配当株とは言いにくいまでも配当にも積極的な姿勢が投資家に人気となる理由です。
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