家計の所得と消費がここ20年で大きく減少してます。
出所:内閣府 令和6年第1回経済財政諮問会議資料消費支出側から見ていくと、今から24年前となる1999年時点では50代世帯の年間支出額が700万円を超えていたのに対して、2019年時点では500万円以下というのが現状です。
年間支出が200万円も減るということは、子育てできる世帯も減るでしょうし、一軒家よりも賃貸住宅に住む人の割合も多くなり、旅行や外食回数も当然減っています。
日本はコスパを気にして生活するのが当たり前の時代になってしまいました。
おそらく2030年代、2040年代には現在よりももっと低い支出額になる可能性が高く、私たちが老後生活を送る頃には相当貧相な暮らしぶりになる気がしてなりません。
我慢を我慢とも感じてはいけないような極貧生活が訪れてしまうのかと思うと、正直悲壮感が漂います。
少しでも現実に争うためには投資や資産形成は必須ですね。
20年で所得も大きく減少
所得については消費ほど減少幅は少なくとも、23年前と比べて大きく減少している傾向には変わりがありません。
65歳以降の年金生活にさえ大きな差が生じていますし、数十年後に老後を迎える世帯にとっては今よりももっと厳しい世界が待っているように思われます。
改めて資産形成の意識を保っていく必要があるなと感じました。
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