日経平均株価は昨日の終値で36,517円となり、バブル期の最高値である38,915円に徐々に近づく展開。

S&P500は2年ぶりの最高値を更新した後、さらに最高値を更新し続けており、両者ともに株高と言われる相場が続いています。

今後株価が上がり続けるのか、それとも調整相場と言われるような株価暴落がいつ訪れるのか。

それは、誰にもわかりません。



今まで株高が続いた要因

あくまでも過去の傾向ではありますが、S&P500も日経平均株価も企業の利益とともに成長してきた背景があります。

以下のグラフは左側の青いチャートがS&P500の株価、右側のオレンジ色のチャートがEPS(一株当たりの純利益)を表しています。

S&P500とEPS
出所:macrotrends

企業の利益と同じように株価も評価されることが多く、次の決算で前回よりも高い実績を出し続けることができれば、株価も自ずと付いてくる結果になりますし、決算が期待よりも悪い状況であれば、株価は売られる展開へといくのが過去の傾向です。

日本株も同様に利益(EPS)および保有資産(BPS)の規模によって株価が評価され続けてきた過去があります。

日経平均株価
日経平均株価
出所:fintos


株高になる理由

企業の利益が増えること以外で日本株が高く評価され続ける理由の1つには「円安」も関係していると思われます。

ドル円相場は2012年より円安が長期的に進んできていますが、円安が進むことによって海外投資家に対する日本株の割安感が増すため、より日本株に投資をしようという意欲が生まれやすくなります。

日経平均株価
出所:かぶまど

上記はドル建てと円建ての日経平均株価を比較したものですが、私たちが普段よく見ている円建てチャートに対して、ドル建ての方が円安が進行している分だけ安く見えます。

もちろん、海外投資家も現地通貨建てでチャートは見ていると思われますが、円安が進行する分だけ買付余力が増すため、円高に振れた時には利益幅が大きくなりますし、天才投資家であるウォーレン・バフェット氏は円建て社債を発行してまで日本の総合商社株を買い付けるなど、円安相場を利用した積極的投資が目立っています。


株高はいつまで続くのか

最後に「株高はいつまで続くのか」ということですが、結論はわかりません。

ただし、その株高を作る要因がいくつかあるため、以下の動向を継続的に見続けることで経済のトレンドを把握しやすくなると思われます。

    【株高の要因】
  • 企業の決算(EPSの推移)
  • ドル円相場
  • 海外投資家の動向


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