投資の勉強にもなるポストを発見しました。

ホテルの口コミ見てたら、「日本語話せるスタッフがいない！」という謎の文句を書いている人と、「英語が分からず、翻訳機を使いながら話す私にも丁寧に対応していただき、最高のおもてなしを受けました」と書いている人がいて、絶対後者の方が人生得するのにな…と思った。
— 婦人A🇹🇭 (@fujinA_bkk) August 21, 2020

上記ポストのように「同じ状況にも関わらず、取る行動によって結果が変わる」ということは多々あります。

ただ私がここで感じたのはスタッフに文句を言っても仕方がないということではなく、「今何が求められているのか」を把握できるかだと思います。

日本語を話す能力はないけど出来る限り真面目に仕事をしたいスタッフ（あわよくば時給UPや昇給につなげたい従業員）に対して、良い接客を受けたい私（もしくは顧客）の二人が存在した場合、「なぜ日本語が話せないのか」と怒る行動は全く誰からも求められていないということです。

つまり、需要がありません。

誰からも需要がなければ対価も得られませんし、この需要を見つけるという観点はあらゆる場面において役に立つと私は思います。

たとえば、SNSでは情報を発信したい人はたくさんいますが、情報に反応してくれる人は少ないと思います。だからこそ、うまいリプを返せる人、他人の情報をうまく拡散できる人は沢山いる情報発信者からフォローさやすく、既に沢山のフォロワーがいることが多い印象があります。

SNSで求められているのは「役に立つ情報」ということもありますが、それ以上にコメントやリポストを気軽に送り合える関係だったり、自分の意見を肯定もしくは否定せず議論できるような存在です。

投資も需給が大事

投資においても全く同じことが起きます。

例えば、「今日株を買いたいな」と思ったとします。

それを自分の買いたい時期にただ買うのでは、最初のホテルで日本語を話せないスタップに怒っている客とやっていることは全く一緒です。

自分の感情のままに行動し、自分の思い通りにならなかったら、、キレる。

まさに最悪の事態に陥るでしょう。

株を買うべき時は"自分が買った後で他の投資家が同じ株をほしいと思える状況が続く"と想像出来る時です。

自分が株を買った後、誰も買わなければ利益を得ることはできません。

つまり、自分が買った株を将来誰かがほしいと思える状況（需要）が生まれるかを察知する能力が投資には必要不可欠です。

株が難しいのは今現在の需要を見極めることではなく、将来の需要を見極めることなので、その辺りはスキルや経験が必要となりますが経済ニュースを見たり、銘柄分析するような勉強を習慣化していくことで世の中の需要が見えるようになってくるはず。

もちろん、未来は100％予想することは不可能ですが、ある程度の想像は可能です。

私もまだまだ勉強が足りませんが、日々の行動から経済のことまで需要が把握できる人になりたいです。

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