今月更新された伊藤忠商事の統合レポートには、代表取締役会長である岡藤 正広(おかふじ まさひろ)氏のメッセージにて、バークシャー・ハサウェイ社のウォーレン・バフェット氏と面会されたことも書かれていましたが、私が特に注目したのが伊藤忠がこだわるマーケットインの考え方です。

以下は岡藤氏のメッセージの一部抜粋となります。

    川上の資源や素材が生み出す付加価値には限界があり、ヒット商品を生み出したとしても、継続するのは至難の業です。
    一方の川下は、お客様が求めるものを見極め、付加価値を付けることで、利幅も大きくなります。高度な技術で強みを持つ素材産業の企業以上に、その素材を活用して付加価値を付けた製品を販売する企業が桁違いの利益を得ている事例は枚挙にいとまがなく、まさに「利は川下にあり」です。


どの大手総合商社も川上から川下までビジネスを展開していますが、伊藤忠ほど非資源ビジネスの割合が大きい企業はありません。だからこそ総合商社を持つ際には伊藤忠を組み合わせることで投資家のポートフォリオが補強されます。

その結果として企業が大きな利益を出すたび投資家から支持をされて他社よりも大きな株価成長を成し遂げてきたわけです。

伊藤忠商事
出所:伊藤忠商事 統合レポート2023

👇最後はポチッと!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

日本の総合商社株に興味がある!と思う方からの応援クリックお待ちしております。


投資初心者を脱出しよう

効率的に投資知識を学ぶためにはベストセラー投資本を数冊読み込む方のがおすすめです。


上記で週末や通勤時間に読む本を探しましょう!オーディブルは2ヶ月無料キャンペーン開催中です。