2023年8月30日、三菱UFJ国際投信は「eMAXIS Slim 全米株式」を新規で設定、2023年9月15日(金)より運用開始するとプレスリリースを行いました。
気になる信託報酬は「eMAXIS Slim」の名に恥じぬ業界最安水準となっています。
出所:三菱UFJ国際投信楽天VTIとSBI・VTIとの信託報酬を比較すると、その安さがわかります。
<信託報酬:銘柄>
0.13200%:楽天VTI
0.09380%:SBI・VTI
0.09372%:eMAXIS Slim 全米株式
実質的に負担する費用に関しては実際に運用開始されてみないとわかりませんが、他の銘柄の傾向を見ると業界最安水準となる可能性は高いと思われます。
VTIと言えば、「ジェイソン流お金の増やし方」という書籍を出版された厚切りジェイソン氏がVTIへの愛を語っていた印象が強く、それを紹介した中田敦彦氏のYouTube動画もよく再生されていました。
本家VTI vs eMAXIS Slim 全米株式
本家VTIの信託報酬(経費率)は「0.03%」とeMAXIS Slim 全米株式の3分の1以下となっています。
その代わりに購入時には購入手数料、売却時と分配金振込時には10%の外国税がかかる仕組みです。
売却益にかかる20%の税金についてはNISA制度 or 新NISA制度を使えば税金を免れますが、外国税だけは避けられません。
ジェイソン氏などのようにお金が沢山あって数百万円もしくは数千万円単位で一括投資できる人はVTIを使った方が安くなるでしょうし、少額ずつ毎月数万円もしくは数十万円の投資であれば投資信託の方がベターの選択となる気がします(あくまで個人的感想です)。
実際にどちらの選択が正しかったのかは運用期間によっても変わりますし、後になってみないとわかりません。
その点はご注意ください。
本記事が少しでも参考になりましたら、以下ブログ村のバナーをポチッと押して頂けると明日も記事を書こうとやる気になるので嬉しいです。
にほんブログ村
1日1回押して頂くとブログ村のランキングが上昇するので、日々のモチベーションUPにつながります。
投資初心者を脱出しよう
YouTubeやその他SNSでは再生数稼ぎを目的とした内容が多く、実践的な知識や学びは少ない気がします。
手っ取り早く投資初心者を卒業するには、ベストセラー投資本を数冊読み込む方が断然早いです。
今売れている投資関連書籍はAmazonランキングからすぐに確認出来ます。
投資家として長生きしたい人は「本の力」を活用すべき!!