インフレの怖さについては前回の記事でも書きましたが、肝心のインフレ対策については抜けていました。

インフレ対策の王道は「株式や債券で保有すること」だと思いますが、私なりにもっと身近でできるインフレ対策があると考えています。

今回はその対策をご紹介します。


インフレ対策その1:物を長く使う

インフレ対策として見落としがちなのは、できる限り今あるものを長く使うこと、もしくは長く使えるよう工夫することです。

たとえば、ベッドや椅子などの家具はできる限り長く使えるものを買うとか、服やアクセサリーなどに関しても同じ意識で物を揃えておくと、長く使うほどインフレで物価が上昇している分だけ仕入れ値が安く感じますし、買い替え消費も抑えられるので効率的なインフレ対策となります。


ここで勘違いしやすいのが「長持ちする商品に投資する」と考えると、ちょっと本質を間違えるかもしれません。

たとえばパソコンやスマホを長く使うために高スペックな商品を買うとします。ですが、次に出る新しい高スペックマシンが出たらすぐ買い替えてしまえば、せっかくお金をかけて長年使えるものを購入したにも関わらず、その効果が無駄に終わってしまいます。

極端な話すぐ壊れやすく長持ちしずらい商品であっても長く使い続ければインフレ対策となります。

ただし、ボロボロになった靴をいつまでも履き続けるとか、そういう本末転倒なことではなく、ある程度のラインで使い続けていくことは言うまでもないかもしれません。

普段から物を長持ちさせる癖や修理・代用などの応用ができる人はインフレ対策がうまいはず。


インフレ対策その2:稼ぐ力に変換する

二つ目は稼ぐ力に変換しておくことです。

日本の実質賃金は稀に見る横ばいですが、基本的に人件費(賃金)というのは時代とともに上昇します。

実質賃金の推移
関連記事:マジでヤバイ!実質賃金が13ヶ月連続で下落

マジで日本はどうなってんねん!(笑)とツッコこまれてしまいますが、基本は上がります。

基本通りに考えると、10年前に1時間働くより、10年後の1時間の方が時給が高くなります。

であるなら10年後も1時間多く、もしくは労働生産性を上げて今よりも生産性を1倍以上に上げておけば、その分の評価は未来になるにつれて効率的に稼げることとになります。


稼ぐ力を上げる常套手段としては、副業にチャレンジしたり、本や資格取得などで新しい知識や技術を手に入れておくこと、人脈を広げておくことなどが考えられます。

人によっては飲食店巡りや旅行みたいな遊びが仕事に変わる場合もあると思いますし、どの方法が最も効率的かは人によって変わると思うので、そこは自分で探すしかありません。

でもどうせやるなら死ぬまで楽しんで続けられるものが良いと思います。


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