NVIDIAに代表されるように、最近はグロース株への投資が加速しています。

その様子を表すグラフがこちら。

グロースvsバリュー
出典:longtermtrends

上記はグロース株指数をバリュー株指数で割ったもので、グラフが上昇するほどグロース株がバリュー株に対して競争優位であり、逆にグラフが下降するほどバリュー株が優位であるということを意味します。

米国の金利引き上げが懸念され始めた2021年末まではグロース株優位でしたが、2022年3月から金利引き上げが明らかになる2022年以降はグロース株が大きく下がっています。

そして今年1月以降からグラフは底を打つようにグロース優位に切り替わり、5月時点ではエヌビディアのような大きな決算へとつながっていきます。

Twitterでは今年に入って大型テック銘柄が年初来+44%を記録する中、S&P500は年初来+10%、大型テック7銘柄を除いた493銘柄は+1%しか成長していないという報告もあります。



今まで下落していた株が回復し始めた際、大まかな投資手法としては「順張り」もしくは「逆張り」と分けることもできます。


ダブルインバースが10億口を超える

日本市場を見ると、日経ダブルインバースの受益権口数が10億口を超えており、現在の相場に対して逆張りを仕掛ける個人投資家が多いと予想されます。

ダブルインバース
出典:NEXT FUNDS

投資の格言には「人の行く裏に道あり花の山」という言葉があり、株式市場で利益を得るためには、他人と逆の行動を取るべきという意味です。

確かに逆張りは高い利益を得られる可能性がありますが、一方で大きく損失を被る可能性もあります。

高いリスクを負うべきなのか、それとも小さいリスクで小さいリターンを取りに行くべきかは、個人の判断に委ねられるべきです。


海外投資家は8週連続買い越し

投資の格言には「buy high sell higher(高く買って、さらに高く売る)」という言葉もあります。

大きなトレンドには逆らわず、さらに大きなトレンドになることを期待していくという投資手法です。

日本市場の場合は海外投資家家が順張りを継続しており、8週連続で買い越しとなっています。

投資主体別売買状況
出典:nikkei225jp.com

どちらが正しいかは、後になってみないとわかりません。

ですが投資とは常に未来がわからない状態で行わなければいけませんし、自分の都合通りの未来になることも簡単ではありません。

どちらを選んでも悔いが残らない方を選択するべきですし、そのためには沢山の情報収集や自分で考える時間をも設けることが必要だと思います。


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