あおぞら銀行は日本株では珍しく、年4回の配当を実施する高配当銘柄です。
今日の終値計算で配当利回りは5.99%と高い水準を維持しています。
昨日の決算にて発表された2023年度の配当予想は154円(前年比+0%)となり、増配はありませんでした。

理由はこれから説明しますが、業績が大きく減少した中で減配しなかったことが評価されても良いと思います。
配当維持の理由
増配がなかった理由は今年1月に発表された下方修正にもある通り、米国金利の大幅な上昇に伴う外国債券の評価損です。
2022年度の最終利益は前年より263億円低い87億円となりました。

今回の決算資料には以下の内容にて状況を説明しています。
マーケット関連業務の粗利益は前期比386億円減少。期を通じて有価証券ポートフォリオのリスク削減を継続し、評価損の一部の損失処理を実施。連結ベースの有価証券評価損益は▲638億円、2022年12月末比63億円改善
収益の悪化も一過性によるもので2023年の通期見通しでは最終利益240億円となり、2021年度には届かないものの、V時回復する見込みは十分にあります。
3年後158円の配当を目指す
2025年までの中期計画では「配当性向50%で1株当たり配当額158円への増配を目指す」としています。
今日の終値である2,569円で株を取得し、3年後に158円の配当が実施されれば、簿価配当利回りは6.15%です。
25万円の投資で年間配当15,800円が年4回に分けて受け取れるとなれば、結構美味しい気がします。
ただし、投資リスクも十分に検討した上で判断をお願いいたします。
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