長期投資を考える上で欠かせないのがメガトレンドです。
人口構造の変化や気候変動、テクノロジーの技術革新による産業の破壊と創成などは経済に大きな影響を及ぼすメガトレンドとなり、投資の結果も大きく左右するものとなります。
今回は野村総合研究所が発表する「NRI未来年表 2023-2100」を参考に今後のトレンドを紹介していきます。
2023年の政治・社会
NRI未来年表には2100年までの未来に関する項目が並びますが、今回は2023年のみを紹介します。
まずは政治・社会カテゴリでは以下の通りです。

日銀総裁の任期が満了したこと、YCCに関する発言や今後の動向については十分メディアを賑わせていますし、日本経済にとっても大きな出来事の1つです。
さらに日本の人口においては、75歳以上の人口が2,000万人を超える予定。
少子高齢化社会はもう来ており、100歳以上の人口も10万人を超える見込みで、これらの動向を知ることが企業業績を予想する手がかりになります。
2023年経済・産業
経済と産業カテゴリにおいては、新しいNISA制度に伴って既存のNISA制度の1つであるジュニアNISAが撤廃されます(2024年以降も18歳未満であればロールオーバーは可能)。

ジュニアNISAは非常に使いやすい制度の1つでしたし、新しいNISAにおいても0歳から投資することは不可能なので、撤廃を惜しむ投資家は少なくないはず。
ですが新しいNISA制度ができることによって売れる銘柄、手放す銘柄などの傾向には変化がありそうです。
2023年国際

日本でも高齢者が運転する車が店舗に突っ込むニュースが相次いでいますが、米国では今年8月にも自動車大手20社が緊急自動ブレーキを標準装備させる見通しです。
テスラなどが挑戦する完全自動運転までにはまだ届かないものの、着々とロボットやAI技術が進化しており、完全自動運転できるまで一歩ずつ近づいている気がします。
2023年NRI予測

NFTやメタバースなどの新興市場の成長も著しく、ハイリスクハイリターンではありますが投資妙味がありそうな市場となっています。
長期投資を続けていく上では世の中の需要と供給を正しく認識している方が強いはずです。
是非知識の1つとして知っておくことは、損ではないと思います。
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