米国でホームセンターを展開するホームデポの決算が出てきました。

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出典:homedepot

第一四半期の売上高は去年より4.2%低い$37,257M(約5兆円)、アナリスト予想平均だった$38,310Mより低い結果となってしまいました。

さらに通期予想に関しても売上高は前年比2%〜5%減少し、営業利益率は14.3%〜14.0%となる見通しを発表しています。


小売売上高が減少

ホームデポの売上が下がる要因となったのは、米国の消費が減少していることも考えられます。

経済指標となる米国小売売上高(4月)は前年比+4.2%予想に対して、結果前年比+1.6%に止まり、消費活動に勢いがなくなっている状況と言えます。

小売売上高
出典:investing

直近2年間の推移を見ると、金融引き締め政策が始まった2022年3月以降から消費が急激に落ちている状況です。


旅行需要が逆風

そしてもう一つ、ホームデポの売上が落ちる理由は旅行需要の回復も考えられます。

コロナ渦では家をリフォームしたり、立て替える人が急増しましたが、コロナが終われば旅行にお金をかける人が増えるため、ホームセンターで建材を買ったりする人は相対的に減りやすいはず。


ホームデポがガイダンスで減収見通しを出す通り、今年はホームセンター企業にとって苦しい戦いとなりそうです。


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