三井住友FGの2022年度本決算は親会社株主純利益が計画比+358億円となる8,058億円で着地しました。

22年と23年ともに増配を発表
2022年度の配当金に関しては前年比+30円増配となる240円に設定され、2023年度の一株当たりの配当額も+10円高い250円予想であると発表されました。
ただし、自己株取得については「上期決算時まで判断を保留」としています。
23年度の業績に関しても増益見通しとなりますので、信じて待つしかありませんね。
事業別の業績
事業別の業績では海外業務が好調です。

細かい数値で見るとグローバル(海外)の収益だけが一桁違いで大きく成長しています。

海外では金利の急激な上昇に伴って信用コストの利鞘(スプレッド)が大きくなっており、利益を積み上げやすい状況です。もちろん、貸し出すリスクも高いことは言うまでもありません。

外債の含み損
今年3月シリコンバレー銀行の経営破綻によって株価が大きく下がったわけですが、その要因となった外債の含み損も併せて確認しておきましょう。

外債の含み損は前年より2,485億円増えて6,973億円となります。
有価証券だけでも評価損益は1.9兆円のプラスですし、自己資本も12兆円あるので取り付け騒ぎが起きることはほぼないと思われます。
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