商社株の中でもNo1の呼び声が高い三菱商事の決算が出てきました。

三菱商事
出典:三菱商事

連結純利益は2年連続で過去最高を記録しており、初の1兆円越えを果たしています。

ただし、2023年度については資源価格が急落していることからマイナス22%(差額2,607億円)の減益予想です。

三菱商事


2023年度のプラス要因としては、天然ガス事業の損益改善やケジャベコ銅鉱山での生産量増加などの結果により+600億円もの利益を確保する見通しです。

さらに2023年度の見通しをセグメント別で見ると、海外発電事業の資産売却益などにより+471億円が見込める電力ソリューション事業、CVS事業の持分利益や海外投資の減損の反動が見込めるコンシューマー産業事業で+101億円の一部明るい見通しとなっています。

三菱商事
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三菱商事のコンシューマー産業とは、みなさんご存知のローソン(コンビニ)やPontaカードなどを展開するロイヤリティマーケティングなどです。


株主還元

株主還元施策として、2023年度は20円の増配と3,000億円を上限とした自社株買いが発表されました。パチパチパチ!

三菱商事


自己株式取得の原資となるのは、2022年度に稼ぎまくった利益から2,000億円の利益が追加還元され、さらに2023年度の利益より上限1,000億円の自社株買いも行う算段です。

時価総額における自社株買いの割合は6%程度。

自社株買いを進める分だけ配当金が減額することもあり、20円もの増配につながります。


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