日本の5大商社である三井物産、丸紅に続いて、3社目となる伊藤忠商事の決算が発表されました。
出典:伊藤忠商事他の商社の決算を見ている方であれば理解が早いですが、伊藤忠に関しても資源価格の影響によって足をひっぱられるものの、2022年度の実質営業CFは810億円のプラスで着地しました。
セグメント別の収益では機械、金属、エネルギー・化学品事業が前年比プラスで好調に推移し、最もマイナスが大きかったのは情報・金融事業で前年比マイナス400億円となっています。

建設機械、建材、鉄鉱石、スポーツアパレル(アンダーアーマー)事業への新規投資に加えて、既存事業ではヤナセ、ほけんの窓口、再エネ、ファミマ(コンビニ)事業へ注力しています。
2023年度の業績予想
来期の業績見通しは連結純利益が7,800億円と大手総合商社の中では最もマイナス幅が小さく、前年度比べて205億円低い目標となります。

最も利益成長が期待できるのは、Dole、evian、スパムなどを扱う食料事業です。

2023年度の計画では日本アクセスを中心として事業利益を408億円引き上げる見込みとなっています。
大手食品メーカー同様に食品価格の値上げの波に乗れば、利益も上乗せできる算段ですね。
増配を発表
配当については、20円の増配を発表しました。
達成すれば9期連続増配、さらにあと1年で大台の10期連続となります。
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