以下の記事によると、無駄な税金支払いを逃れるための優遇制度である「つみたてNISA」「IDeCo」を利用していない人の割合は7割を超える結果が出ています。
出典:「つみたてNISA」「iDeCo」7割以上が利用していない、その理由とは?資産形成に関する意識調査(one news)そして利用しない理由で最も大きいのは、投資の知識不足によるものがほとんどです。
自分自身が勝手に投資を難しくしてる
「投資に回すお金がない」「手続きが面倒」というのも完全に知識不足によるものです。
というのも投資は毎月100円からでも優良な商品へ投資することが可能ですし、ネット証券口座の開設はマイナンバーなどの普及により手続きは数分もあれば作業は完了し、早ければ1週間以内で口座開設することも可能です。
知識がないことによって「投資は難しいもの」と勝手に判断し、本当は簡単なことなのにも関わらず、高い壁として認識してしまっている人は少なくないと思われます。
投資は学ぶ機会さえあれば、誰でも簡単に始めることが出来るものです。
学ぶ機会は増えている
最近では金融庁や政府の取り組みにより高校の家庭科教育で投資の授業が開始されたり、無料の教材が金融庁で公開されるなど、学ぶ機会は多くなっています。
書店でも多くの投資本を見るようになっていますし、テレビ番組でも「つみたてNISA」を紹介したり、YouTubeでも有名インフルエンサーが投資について解説することが多くなっています。
勉強習慣を作れるか
ちょっとでも学ぼうとすれば誰でも簡単に必要な情報に辿り着ける環境が現時点では揃っていると言っても過言ではありません。
ですが多くの人が投資の知識不足に陥る原因は、そもそも「勉強する習慣がない」ことではないかと思われます。
優良な投資本を数冊読むことが出来れば、投資に必要な知識は十分に蓄える事ができます。
挑戦しないと老化する
毎月1冊もしくは年に数冊読むだけでも他の人よりも何倍も早く資産運用に気付けるはずですし、それによって得する金額は数百万単位にもなる可能性があるので、出来る限り早く勉強する習慣は手に入れておきたいところです。
投資は若いほど投資期間が伸びるため資産形成には有利と言われますが、勉強習慣を作るという観点から見ても若い方が有利と思われます。
というのも年齢を重ねている人ほどスマホやインターネットを使った操作を嫌がる傾向は強く、自分が経験した事がない事に対してチャレンジする気持ちは減っていくことは、これまでの人たちを見れば明らかです。
老化とは年齢を重ねることよりも何事にもチャレンジしなくなることの方が恐ろしく、自分の可能性を小さくしてしまう気がします。
そうならないうちから投資の勉強に限らず、何事にも挑戦できる習慣を身につけて生きたいと思う。