お金の勉強はどうやってする?
人気メディアである東証マネ部のアンケート調査によると、お金の勉強方法として「YouTube動画」と回答した人が6割を超え、インターネット・SNSは37%、本や漫画と答えた人は全体の41.1%となっています。
NISAの恒久化や投資商品の拡充によって、ここ数年の間に投資系YouTuberが増え、YouTube内の投資コンテンツが充実しています。
最も有名なのは、両学長のリベラルアーツ大学や中田敦彦のyoutube大学ですし、再生回数が100万回超えるコンテンツも複数あります。
YouTubeが選ばれる理由
多くの人がYouTubeを選択肢の1つとして選ぶ理由は、以下のことが考えられます。
- 無料でコンテンツを楽しめる
- 発信される情報が初心者向けで理解しやすい
- 動画時間が短く最後まで聴きやすい
- 本(テキスト)より映像や音声がわかりやすい
YouTubeに限らずですが、SNSで発信される情報は「初心者向け」であることが多く、事前知識なしで理解できる構成となっています。
しかも本やセミナーと違って情報を得るための費用や時間がほとんどかかりません。動画は無料で再生できるし、1コンテンツの時間も10分程度で隙間時間で見通せる程度の内容が多く、情報収集の効率が良いことが人気となる理由です。
YouTubeのデメリットは?
基本的にYouTubeで投資の情報収集にデメリットはありません。
「YouTubeは詐欺広告が多い」「再生回数を稼ぐための煽り動画が多く勉強にならない」などと言われることもありますが、それはYouTubeに限った話ではなく、どんなSNSでも嘘をつく人は沢山いますし、大手の新聞社やTV・雑誌・メディアでも視聴者をミスリードすることは十分にありえます。
ですから、情報発信媒体によって情報を区別するというのは、得策ではないと思います。
その点で言えば、PANさんのツイートが絶妙でしたので紹介させて下さい。
「YouTubeの情報は投資には役に立たない」、というtweetを定期的に見かけるけど、「明朝体の文章は役に立たない」と同じぐらいロジックが破綻している。わかりやすすぎる例えでごめんなさい。
— 𝐏𝐀𝐍🇺🇸米国株投資で資産形成 (@PAN_US_STOCK) September 17, 2022