業績の良い企業の福利厚生
高配当バリュー株として有名な総合商社の1つである伊藤忠商事。

株価も業績も申し分なく好調ですが、その業績を支える従業員に対しての福利厚生も充実しています。
今回は伊藤忠商事が公表する雇用と福利厚生について紹介します。
朝9時まで割増賃金を支給
2013年に朝型勤務制度を導入後、「夜は早く帰り朝早く出社して効率的に働く働き方」が定着している伊藤忠。

朝7時50分以前に勤務を開始した場合は9時まで深夜勤務と同様の割増賃金を支給しており、20時以降の勤務は原則禁止、22時以降の深夜勤務は禁止とし、朝型勤務を促す社風があります。
朝早く出社することで仕事のパフォーマンス向上が期待できるだけでなく、帰宅時間が早くなることで育児や介護、副業などを両立させることができたり、労働生産性と社員のモチベーション向上を目指す姿勢がとても羨ましく思います。
朝食が無料
朝型勤務を促す制度は他にもあり、以下の情報によれば地下にある社員食堂で朝食も取れるとのこと。
伊藤忠のこの取り組み、どんどん広がってほしい
— marketmaker (@marketmaker7) February 28, 2023
社員が午前8時までに出社して働いたら、地下にある社員食堂で、子会社のコンビニファミリーマートが用意した軽食を無料で3個まで取ることができる。 具体的にはおにぎり、サンドイッチ、飲み物のどれでもOK。
食堂が開くのは午前6時半 pic.twitter.com/WqOAvMbp4u
忙しいビジネスマンにとって朝の時間ほど貴重なものはないですからね。食事を用意する時間を減らせるのはありがたいと思います。
育児と介護支援
伊藤忠商事は育児と介護を支援する制度も充実しており、休暇手当や在宅勤務制度、家事代行サービス利用料の補助、社内託児所なども用意されています。

従業員を大切にする企業
以前の記事ですが、離職率の低い大企業の株価を調べたことがありましたが、結果は面白いことに。
30年平均賃金が上がらない日本において、社員の賃金や待遇を大切にする企業は希少ですが、そういう企業こそ世間や労働者に求められる企業だと思われます。
今後も伊藤忠のような企業の取り組みが他の企業にまで拡大していく世の中であると良いなと思います。