東映アニメーション2022年3Q決算
東映アニメーションが2022年4月 - 12月期の決算を発表しました。

売上高はコロナ前の400億円台の水準を大きく上回り、650億円で着地。特に商品販売事業の売上成長率が堅調となりました。
商品販売事業とは、キャラクターグッズの販売や催事、キャラクターショー、ミュージカルなどの売上が含まれます。
国内外で展開する
映像制作・販売事業を大きく牽引したのが、劇場アニメ「THE FIRST SLAM DUNK」と「ONE PIECE FILM RED」です。記録的ヒットにより、大幅な増収となります。

海外映像とは、海外への上映販売権のこと。先ほどの2つのヒットタイトルに加えて、「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」の売上が好調に稼働しました。
コンテンツの版権を保有することで、同じタイトルを国内外で販売できるのは、まさに企業の強みと言えます。
これらの売上がちゃんと作家さんに還元されてるといいですが(笑)
版権が何度も利益を生む
また版権は映画上映だけにとどまらず、グッズなどの商品やゲームにする時にも有効です。

国内版権では、ワンピースやドラゴンボールの映画上映に伴い、それに連動した商品やゲームの版権が売れています。海外ではデジモンアドベンチャーズなども含めた版権が好調となり、大幅増収です。