Amazon2022年4Q決算
予想と判定結果は以下の通りです。
| 項目 | 結果 | 予想 | 判定 |
| 売上高 | $149.2B | $145.42B | ◯ |
| EPS | $0.03 | $0.17 | × |
| AWS | $21.4B | $21.87B | × |
| 広告 | $11.56B | $11.38B | ◯ |
セグメント別の売上高の大半を占めるのは北米地域のAmazonショッピングです。
AWSの成長率が去年+40%だったのに対して、2022年4Qでは+20%に減退しています。
広告売上は予想をクリア
Amazonの広告収益は前年同期比+23%（為替を考慮しないと+18.94%）と他の企業より一つ抜けています。
その要因としては、プライバシーの問題を解決しつつ、Amazonが持つ消費者のビックデータを広告に活用できるAmazon Marketing Cloudの存在が大きいと思います。
Appleなどプライバシーの問題で規制がかかるプラットフォームより膨大なビックデータを利用できるAmazonの方が広告の費用対効果は高いからです。
他のプラットフォームがプライバシーとビックデータ活用の問題を解決しなければ、広告事業はAmazonがリードしていく可能性もあります。
