中古品は気持ち悪い?
何か物を買う時に中古品価格を調べることはありますでしょうか?
ブランドバッグや時計、カメラなどの高額商品であれば、中古を考える方も多いかもしれませんが、日本人の多くは新品しか検討しない傾向にあります。

上記は各年5万人程度を対象にした調査となりますが、中古品を利用しない人の割合は上昇傾向です。
「新品」というプレミアム感が必要以上に高く評価され過ぎている気もしますが、「他人が使った物」を明確に嫌う傾向にあると言えます。
抵抗が少ない中古品
同アンケートによれば、中古品を購入しても良いジャンルとして書籍やゲーム関連、自動車などが挙げられます。

世代別のリユース市場規模を見ると、明確に10代〜20代の若い者世代が多く利用していることもわかります。

生まれてくる時代によって貧しさが違うわけですから、当然といえば当然の結果です。
家電製品やバイク、楽器類に限っては市場の半分近くを20代以下で占めており、若者ほど中古品に抵抗がありません。
人気の中古品ジャンル
日本のリユース市場を牽引するのは、セカンドストリートなどの店舗を展開するゲオホールディングスです。

今の若い世代を中心に年月が進めば、日本では今以上にリユース文化が当たり前となるはずです。主要商材としては、ブランドバッグや時計、アクセサリーなどのアパレル関連を主軸にして、スマホなどデジタル化が出来ない商品が活況になるはずです。
出典:株式会社ゲオホールディングス(2023年3月期 第2四半期 決算説明資料)業界2位のブックオフの決算資料を見ると、ポケモンカードなどのトレーディングカードも活況とのことです。
出典:ブックオフグループホールディングス株式会社 2023年5月期 第2四半期 決算説明資料