明治、スーパーカップ等を値上げ
2023年1月、明治が市販用アイスクリーム18品、チョコレートやグミなどの菓子類96品、合計114品の値上げを発表しました。
今回の改訂で希望小売価格は最大9.1%上昇し、2023年3月出荷分よりエッセルスーパーカップ超バニラ(200ml)の価格は、税抜き150円から160円へ改定されることとなります。
ちなみに私は抹茶味の方が好きです。

15年で60円の値上げ
明治エッセルスーパーカップの価格推移を見ると、2008年から2023年までの15年間で希望小売価格が60円も値上げしています。
年月 | 内容量 | 価格(税抜) |
1994年 | 200ml | 100円 |
2008年3月 | 200ml | 120円 |
2015年3月 | 200ml | 130円 |
2019年3月 | 200ml | 140円 |
2022年6月 | 200ml | 150円 |
2023年3月 | 200ml | 160円 |
2022年の通期見通し(2022年2Q決算説明資料)を見ても、営業利益は前年比-13.1%と想定を上回るコストアップに直面しており、情勢次第ではさらなる値上げもあるかもしれません。

コンビニとスーパーでの価格差
希望小売価格が150円から160円へ変わるとのことですが、おそらくこの価格が反映されるのはコンビニで、近くのスーパーにいくと100円に近い値段で販売されています。ネットスーパーの価格を見ても90円台のもののあれば、税込116円程度で販売されているようで、スーパーカップをどこで手に入れるかで価格は変わりますし、そういった安値戦略がどこまで維持できるのかは結構シビアに見ていかなければいけません。