離職する人が少ない大企業

昨日、東洋経済オンラインで「離職する人が少ない大企業100社ランキング」が発表されました。


その中で上位4社(2位が同率3社存在)の株価推移を確認してみるると、4銘柄ともTOPIXを大きく上回り、中でも1位だったゴールドウインの株価は22年間で52倍にも成長していました。

離職が少ない企業の株価
出典:Google Finance

社員を大切にする企業は業績が良くなるということだと思います。最近ではユニクロが賃上げを発表しましたが、このような事例がどんどん増えていくことを願います。




平均年収の推移

先ほど挙げた上位4銘柄の平均年収が気になったのでIRbankを使って調べみたところ、1位のゴールドウインの平均年収は2014年3月時点で438万円だったのに対して、2022年3月時点では637万円までおよそ+45%も成長しています。

ゴールドウイン平均年収
出典:IRbank

日本人の平均年収が400万円程度と考えると、給料だけに大きなインセンティブがあるわけではなく、働きやすさや仕事のやりがいなどがバランスよく得られる職場環境と推測されます。


次は三井不動産の平均年収を見ると、平均年収は軽く1,000万円を超えてきます。

三井不動産の平均年収
出典:IRbank

2014年から2022年までの成長率は+15%となり、2022年3月時点での平均年収は1,273万円です。

日清オイリオグループは2021年までは右肩上がりとなりますが、直近の2022年では大きく減少。長谷川香料は右肩上がりとなり、基本的に社員が辞めにくい企業ほど、年収は右肩上がりで上がっていきやすいことがわかります。

日清オイリオの平均年収
長谷川香料の平均年収
出典:IRbank


まとめ

投資家が最も重要視するのは、将来「長期的に株価が上がるかどうか」です。その条件を満たすためには、社員を大切にすることが思いのほか大事であることに気付かされます。

そして社員を大事にするためには、社員の給料を継続的に上げていくことが重要で、それを実行している企業が安定して株価を成長させることにもつながります。

投資先を検討する際は、企業の平均年収推移も投資判断の1つに加えて見てはいかがでしょうか。