ピーターリンチの名言から学ぶ

今回はピーターリンチが過去のスピーチで語った内容を紹介しようと思います。参考となるのは、以下のスピーチ動画です。



見れば参考になる内容はいくつもありますが、彼の主張を1つに集約するならば、以下の通りです。

    「株式市場の予測は完全に時間の無駄である」

多くの人は株式投資を始める時に金利など未来の経済を予測しますが、それらの行為はピーターリンチから言えば、完全に時間の無駄だとを言っています。

今回のスピーチでは、株式市場の予測は完全に時間の無駄である理由について、たくさんの例えとともに語られますが、中でも印象的だったのが以下の内容です。

  • 1981年~1982年は誰もが世界大恐慌以来の景気後退が来ると皆が言っていたが、その後の米国経済は絶好調だった
  • 元FRB議長のアラン・グリーンスパン氏は半年後の政策金利は予想可能だが、3年後の金利についてはわからないと答えるのに、どうして投資家が予想することができるのか。

ピーターリンチはシンプルに良い会社を持ち続ければ、株価は上がると言います。普通の会社は年間8%程度成長するため、9年間で利益が倍になり、18年経てばさらに倍で当初の4倍となっていくのが彼の考え方です。


予想情報に騙されるな

各証券会社やアナリストが2023年の株価予想レポートを出したり、SNSでも今後の株式相場を予想するnoteやブログが多数情報として飛び交いますが、他人の予想を鵜呑みにするのは危険です。

著名投資家であるピーターリンチでさえ、将来予想は不可能なわけですから。


事実と予想の違い

ただし、銘柄ごとの財務分析や各業界ごとのファクト(事実)である重要指数を知ることは、企業の決算に直結するため有用です。

重要なのは、予想と事実の違いを明確にすること。

インフルエンサーが「この銘柄は必ず儲かる!」というのは事実ではなく予想です。逆に企業の業績が前年比+●%成長した、原油価格が最高値を更新したという発表は予想ではなく、既に確定した過去(事実)です。

私たち投資家が情報収集するべきは、事実(ファクト)であるとピーターリンチは言っています。


これから自分自身で情報収集する際、その情報が予想なのか、事実なのかを完璧に見分けられるキッカケにしてくれると嬉しいです。