マクドナルド値上げしすぎ?
昨日、マクドナルドは全体約8割の商品価格を値上げすると発表しました。
2022年9月にも全体の約6割の商品を値上げしたばかりですが、原材料高や為替変動などのコスト増を吸収しきれず、再度の値上げに踏み切ります。
ハンバーガーの価格は150円から2023年1月16日以降で170円です。
マクドナルドのハンバーガー値段推移
過去のハンバーガー価格を見ると、最も安かったのは2002年8月から2003年8月までの1年間、価格は1つ62円(税抜59円)の時代がありました。

そこから今年に入って170円に上がるわけですから、価格差は+108円(+174%増)となり、値上げの波を感じます。
ただし、これだけ値上げをしても実は売り上げは好調に推移している背景があります。
出典:日本マクドナルドの月次IRニュース昨年の売上は前年比+10%程度で推移しており、客数および客単価ともに成長しています。昨日は値上げしたスシローを記事にしましたが、同じ飲食店でも外資企業は価格を上げても顧客を離さない経営ができています。
投資をする上では「値上げできる企業」というのは、競合優位や参入障壁の高さを意味しており、銘柄として買いである可能性が高くなります。
値上げは企業の強み
有名な値上げできる企業の例は、AppleやDisneyがそうです。ディズニーチケットは常に右肩上がりですし、iPhoneの価格が高すぎるのは日本人なら周知の事実だと思います。

iPhone14は13から大きく2.4万円のジャンプアップ!これだけ製品価格を引き上げられるApple社は投資家目線で言えば心強いけど、消費者目線で言えば買いにくい価格💦ドル円が145円、150円と円安になれば更なる値上げもあるはず😵 pic.twitter.com/ekSoZO4blX
— Gaz(ガズ)@週末はブログを読もう (@gazooblog) September 7, 2022
値段を上げても売れる企業は強いです。